さて、脱力トレーニングの話しは、
何度もこのブログでも紹介していますが、
脱力トレーニングとは、”力を抜く”や”柔軟性を高める”
ということではなく、骨や筋肉、関節を自分の意志で
コントロールをしていく、ということに究極的な目的があります。
よく子供たちにも話しをしますが、
人間の手は関節があるので、その関節に沿って、
指を曲げることができますよね。
恐らく、多くの人が、無意識のうちに、指の関節を
使えているから出来ることです。
では、例えば背骨。
頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨2-3個
あるのが背骨です。これだけたくさんの骨があるのに、
頚椎の上から4番目を動かして、と言われても、
「????」となる人がほとんどだと思います。
その理由は単純で、
・使っていないから
・意識をしていないから
です。
例えば、背骨を一本一本動かせるように
なるとどうなるのか。
もちろんまだまだですが、徐々にこうなってきます。
一本一本がバラバラに動いているので、
ウナギのように、クネクネしていますよね。
頭が動いているようにも見えますが、
動いているのは背骨で、背骨に乗っている
頭がそれと連動して、動いているという状況です。
また、背骨だけでなく、骨盤の意識も高くなってくると、
例えばこの動画のように、
”背骨は左右に、腰骨は上下に”
動くようになってきます。
えいとまんは、まだまだ背骨とか腰骨を
横に動かすことしかできていませんね。
こういったことを、前進の全ての骨や関節で
出来ると、動きはよりしなやかに、滑らかに、
そしてダイナミックに変化していきます。
まだまだ続きます・・・
つづく