お薬スタートから明日で一週間。
毎日学校からEメールで送られてくるリポートカードのスコアも高得点が続いていて、昨日のリポートカードは何と満点!合格合格合格

リポートカードとは、
ロケット専用のスペシャルメニューで、
担任の先生が毎日評価し、スクールサイコロジストの先生がきちんとデータをとり、私たちにEメールで送られてきます。

項目は、

1人を叩いたり、蹴ったりしなかったか。相手の許可なしに人を触らなかったか。

右矢印 手足がでるのも問題ですが、ロケットの場合、ひととの距離感の取り方にも少し問題あり。手を繋いだり、ハグしたりも相手によっては不快に思うこともあるので、許可をとってからするよう指導されています。私たち親には、まだ平気でベタベタ顔を触ってきたりするし、話を聞いてもらうためにはあごをつかんで顔の向きを変えたりすることも。


2廊下を歩く時は、静かに並んで歩けたか。お友達を押したり、触ったりしなかったか。

右矢印前にも書きましたが、廊下を走ったり、大きな声を上げたり、列からはずれたり、前後の子を押したり。それを注意されてもやめない…


3決められた場所に座り、決められた課題に取り組んだか。ひとの邪魔をしたり、ひとを触ったりしなかったか。

右矢印じっとしてないのは当たり前ですが、勝手に席を立ってまったく別の場所で本読みしたり、遊んだり。他の子は、そんなロケットのことは「放っておくように」と指導されているらしい…

これら三項目が、1 2 3 の三段階評価。3がベストです。

リポートカードを始めたのが10月半ば。

なぜ始めたかというと、私がロケットに上手く騙されていたから。ロケット自身、騙していた認識はないかもしれない。彼にしたら十分頑張って十分良い子にしてきたつもりで、

ママ、僕、今日は学校でいっぱい頑張って、良い子だったからクッキーちょうだい!

頑張ったねー、はいクッキー。

てな感じです。

ところが、いざ校長先生やスクールサイコロジストとミーティングをしてみたら、とんでもないあせる
学校での様子がまったく伝わってこないのは困るっていうことで、リポートカードをはじめることになりました。

これまでのロケットの性格から、reward systemご褒美制度が1番効果ありそうだったので、
スクールサイコロジストの指導で、ポイント制で毎日のご褒美と、一週間の総合のご褒美を家庭で決めるように、
とのことで、

いずれかの項目で3をもらったら、Angry Birdのグミ一粒。
一日のトータルが5以上で、スマホで遊んで良し。
一週間のトータル30以上で、好きなゲームのアプリをダウンロードできる。

と設定。
これくらいできるでしょう、という気持ちでいたダディと私は、ロケットの学校での素行不良ぶりを嫌というほど知ることになるとは…

初日は、3。総合得点3。
つまり、すべての項目で最低評価。
その後も、3だったり4だったり。
なかなか5は難しい。

リポートカードを見るたびに、自分たちが評価されているようで、ダディも私も落ち込む日々が続く、続く…。
2-2-2の総合6なんて取った日には大喜びしちゃうほど、私たちのハードルは超低めになっていきました。

リポートカードのポイントとともに、先生からの良かったこと、良くなかったことのコメントをもとに、毎晩ダディとロケットの反省会。決して怒ったり責めたりはせず、ポジティブに。1時間、2時間もかかることも。何せ、五歳児ですからその日の午前中の出来事なんて、夜になってみれば遥か昔の出来事になってしまってるし、とにかくロケットは飽きてくるとまったく違う話を始めたりで、軌道修正がまた大変。ダディの忍耐力にはあっぱれでした!

そんな地道な努力が続き、3が減って、調子が良いと7をもらってくることも出てきて。一度、奇跡的に満点の9の日もあり、大祝賀会クラッカークラッカークラッカー
なのにまた3に戻ったりガーン

ロケットと話をするだけじゃもうどうしようもない。何かしらのヘルプが必要なんだ、と私たちは思いました。

良い子にしたいのにできないんだもん

目にいっぱいの涙をためてそう訴える五歳の息子。
抱きしめると本当にまだ小さな小さなこどもで、、、
ロケットの好きなようにやりたいように楽しく生きられるところがあったらどんなにいいだろう…と、私は心の中で思っていました。


iPhoneからの投稿