ようこそ、毒魔女図書館へ。

 

タイトル見て、

どんな話だったっけ?真顔

と見始めて、なかなか面白かった!!

 

この子の七つのお祝いに

 

タイトルセンスとてもいい!!

 

40年も前の作品だが、

舞台は、昭和60年代の話だから、

ワタクシも雰囲気は肌でわかる。

 

 

ポスター見ただけで、

犯人が、岩下志麻ってバレバレ笑い泣き!!!!!!

 

 

物語は、幼少の岩下志麻からスタートし、

母親の岸田今日子が、

「あなたと私はね、

お父さんに捨てられたの。

ひどい男なのよ、

絶対、忘れないで。

大人になったら復讐しちゃってメラメラメラメラ

と、

毎夜、念仏のように唱えられ、

マインドコントロールされた岩下志麻が、

大人になって、復讐事件を起こすという流れ。

 

 

金田一耕助系もそうだが、

昔の日本映画って、

血がどっぴゃーゲロー

血祭映画なのである。

 

 

エロスもちょっと必要なので、

そこは、

畑中葉子が上半身をご披露。

 

 

 

 

犯人を追う新聞記者が、

犯人の若い頃の写真を手に入れるシーンがある。

 

それが、身近な人物だと知り、

「なんということだ……チーン

と、崩れるのだが、

 

若かりし日の岩下志麻が、

すでに、スナックを3軒くらい経営してそうな風情。

 

松本清張ドラマでも多いが、

戦後の混乱で、

戸籍とか適当にいけちゃう感じが、

逃げ道として有効活用されている。

 

 

岸田今日子の遺言を守り、

父親への復讐までたどり着くのだが、

最後の最後に、父親から、

 

「本当のことを教えてやろう」

と、岸田今日子とは違う言い分を知らされ、

物語は暗転する。

 

志麻 「いったい、私の人生は何だったの?」

 

と、呆然とする志麻だが、

見守ってきた視聴者こそ、

言いたいセリフ!!