ようこそ、毒魔女図書館へ。

 

続々と、春ドラマが最終回をむかえている。

特にひねりもフェイントもない、

木村拓哉主演の青春ドラマ。

 

未来への10カウント

 

 

本作は、途中経過よりも、

断然、最終回が良かった!!

 

ボクシング部のコーチになった男の話なので、

ボクシングの基礎を叩き込んだり、

そりゃ、生徒の諸問題も出てくる。

 

生徒同士が揉めたり、

教師の軋轢があったり、

まぁ、想像がつく範囲で、話数を稼いだ。

 

 

いろいろあって、

人生何度も挫けそうになったけど、

何度も、何度も立ちあがろうぜびっくりマーク

 

この、超スタンダードテーマに向かって、

ひたすらまい進するのかと思いきや、

案外、ラブ要素もぶっ込んだのに好感。

 

キムタクは外部のボクシングコーチで、

学校顧問は、満島ひかりが演じていた。

シングルマザーの満島ひかりの息子が、

キムタクに懐いてゆき、

満島ひかりも、いつの間にかキムタクに惹かれる。

 

で、

肝心のキムタクの心は?

 

どうなんだろうねぇ〜〜ふーむ愛

っと、軽く受け止めていたのだが、

意外にもあっさり両思いだったことに、

驚くほど爽快感があった。

 

 

いつから、好きだったんだ、キムタクよ爆  笑愛

 

 

この2人が、

互いの思いを確かめ合う場所が、

橋のたもと、と言うのもいい。

もしかすると、

北川悦吏子が提案してくれたのかもしれない。

 

 

満島 「今度、だし巻き卵を作りますね」

キムタク 「作れるの?」

満島 「やだ、作れるってば、やだー」

と、キムタクの肩を叩こうとすると、

その手を引っ張り、後ろから抱き寄せる。

 

これ、絶対、

キムタクのアドリブだよね、だよね、だよねーデレデレ

 

それを、アップじゃなく、

橋の向こう側に設置しているカメラで、

引きで撮っているのである。

 

妙齢男女のラブは、

このくらいの引きがベスト!!

 

 

終盤、

念願の焼き鳥屋を復活させたキムタク店は、

大繁盛している。

 

満島息子だった少年が、

「お父さん、おやすみ」

と、笑顔を見せ、

店内が忙しくなると、満島が立ち上がり、

「私、手伝うわね」

と、カウンター側に回る。

その、2人のペアリングをカメラは捉える。

 

 

 

もー

なんか、こういう王道のハッピーに、

結構飢えてたのやもしれない。

いいじゃないか、いいじゃないか!!!!