【椅子とめぐる20世紀のデザイン展】



初日には
展示説明の後にMl Clubのメンバーに
織田先生からの今回の展示のセミナーが
ありました。



織田宜嗣先生の多分最後になるお話しは
『デザインは、人を幸せにできるか』
というキャッチコピーにしたかったそうです。
デザインは、人を幸せを願って
するためのものである。
安価で人のコピーを作ってはいけない。
20世紀のデザインは?
デザインの本質、より多くの人達に届けること、量産を前提にしている。
機能だけではいけないし、   
審美、量産性も大切である。 
客観、論理性も必要。
クライアントとユーザーの間に立つのが
デザイナーである。
ユーザーのニーズとクライアントのニーズも満たすことが、大切であり。
20世紀のデザインは、それが百花繚乱に咲いたと感じる。


いつも先生がお話しする大切な言葉。
優れた美しいデザインに接する時には、
立ち振る舞いを要求されると。



旭川にある織田宜嗣先生の
素晴らしい自然と美しいお宅には
何度も伺うことが出来た事は、
本当にわたくしにとって貴重な経験。

デザイン展を
また、ゆっくり体感したいと思ってます。




2024年2月29日(木)→3月18日(月)
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
ご入場時間:午前10時30分〜午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日3月18日(月)は午後5時30分まで(午後6時閉場)

本展では、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ミッド・センチュリー、イタリアン・モダンまで、20世紀100年におけるデザインの変遷を、椅子研究家の織田憲嗣氏のコレクションから厳選した100脚の名作椅子を案内役にたどります。また食器、キッチン用品、家電製品、事務用機器などもまじえて、デザインと生活の関係性を解き明かしていきます。
優れたデザインが生まれる時、そこには時代の社会性や人々の暮らしが密接に関係しています。形状の美しさや驚きの内側には、よりよい未来を描こうとするデザイナーの情熱が詰まっています。
時代を作り、また今も変わらず光を放ち続ける、時代を超越した「名品」たち。使う人々に幸せをもたらすそれらは、人の営みから生まれた、まさに美しい生活デザインです。