福島民報杯に騙されたのか? | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 いや、そうとは思わないが、結果として、一般の一部メディア予想屋が「福島民報杯」から「鳴尾

記念」や「新潟大賞典」を1着したキャラが出た事を理由の当該レースレベルが高いという安易な説に基づいて、これを2着したフェルメツァ推しという展開を予想していた。当研の◎も同馬だが、その理由はレースレベルだとか、そんなものでは無いし、そもそも「民報杯」は今年ハンデ戦で施行されているから、そこからハンデ戦を戦う事がどういう事かを考えれば。

 既述の「鳴尾記念」も「新潟大賞典」もサマーシリーズとは異なる春季4歳上重賞である点が懸念事項として存在していた。マルターズアポジーが論外なのは誰でも解るが「ラNK賞」と「七夕賞」を短絡する論理に違和感を感じた。既述の重量で1着起用された戦歴が連対外からや同枠馬という身分である事から1着でが無く2着。現物ではなく同枠馬という説もあったようだが、こちらもそちらも絵空事と結論づけられた。そのスルーされた2着枠から「函館記念」にケイティプライドが特別登録している。同馬のハンデは、52.0キロのままになるだろう。その前に同馬の立場は前年2着現物馬というものであるからフェルメッツァよりも集票するかもしれない。さらに、前年1着馬マイネルミラノは「福島民報杯」の1着馬を兼任する(から、ハンデは58.0に到達するし、前年2着馬の馬名も存在するから、サンプル探しのキーにする方もいるだろう。先週は何も書かなかったのに、いつもの妙なクレームは無かったので、感謝の意を込めて月曜から少し書いた。地方予想はリアルタイムで今、盛岡6Rが発走となる。