はいどーも。


んで、東京マラソンの打ち上げはどこにしますかに?

あ、もちろん応援。

アタランなー、まあええか、2回走ったし( ̄∇ ̄+)


当選した方も、落選した方も、おめでとうございます。

エントリーから抽選から、ワイワイワクワクできるイベントすものね。

石原都知事。

都庁の食堂で見たときはびびりましたぜ、ついでにあやつにもうちょい天気予報当ててって言っておいて下さい。




さて、下世話な話。

下の話ではない。


しょもないことや、どうでもええことがいろいろあった時に

買った覚えはないんだが家にあった本、読了。

整体の待合室で読んでたのか曖昧。あ、次返します、スマヘン。


僕、本を読み始ると人の声が聞こえなくなります。

あ、呑み始めると店員さんの声が聞こえなくなります。

ラストオーダー?

ニホンゴワカリマセン、韓国か中国の方に見えるらしい外見に感謝、スミマセン。


引用なんで長いす、あいすいません。

そうだ共感、だけでなく、なんか引っかかった言葉もいます。
レッツ、スクローーーーール!!!!


==

昔の日本だったら、いくら貧乏でも
「あそこの店は安いから」って並ぶような真似はしなかった。
そんなことまでして買いたくない、
貧乏だけどそこまでして食いたくないという
誇りを持っていたはずなんだ。
本当はやせがまんなんだけど、今はやせがまんがなくなって、
開き直るようになってしまった。
「貧乏だけど恥ずかしいことはしない」じゃなくって
「貧乏だもん、しょうがないじゃないか」というね。
要するに格差をそのまま認めてしまっている。
(p33より引用)

「なりたい自分になる」なんてこともよく聞く。
それで「自分探し」の旅にでるやつがいる。
そういうやつらって、本当は自分のことを
よく分かっているんじゃないの。
自分には何もないということがさ。
-中略-
変だなあ、どうして逆の発想ができないんだろう。
プラスじゃなくてマイナス思考で考えれば
「こんなことをしていないで、もっと地道に暮らそう」
となるけど、それだって自分探しのはずだよ。
(p82より引用)

俺はここで人間の「品」ということを考えるんだけど、
出世するとか大金持ちになるとか、
そんなことを望まずに人知れず生きるほうが、
はるかに人間的な品はいい。
普通に結婚して普通に子どもを育てて、静かに死んでいく。
世間には目立たないことでも、それを淡々とできる人がベストだと思う。
(p84より引用)

夢をかなえよう、夢はかなうって、できもしないやつに何かやれと強制して、
その結果どうなったかというと、犯罪を起こさせてしまった。
俺の夢はかなわなかったじゃないかって、
やけくそになるやつがいっぱい出てきた。
それで、そいつらは夢がかなわなかったことを他人のせいにするんだ。
(p85より引用)

俺なりに言うと、「粋」っていうのは
「常識をわきまえたうえでの、もうひとつ上の生き方」なの。
それにはまたいろんな意味があるんだけれども、
まずは他人に気を使えることが大事になってくるんじゃないかと思ってる。
気遣いができる人って、すごくかっこいいじゃない。
(p101より引用)

相手を認めたうえで悪口を言ってあげる。それが悪口の作法じゃないかな。
(p185より引用)

人間関係では作法が基盤にあって、
作法からはずれないように心がけることができれば品格になる。
それが気遣いとか、やせがまんとかの立ち振る舞いに現われた時、
今度は粋と呼ばれる。
(p192より引用)

俺が何度も言っている作法とは、
突き詰めると「相手を喜ばせること」なの。
相手を傷つけない、相手を嫌な気分にさせない、相手を立てる。
そのために気を使う。気遣いは押しつけない。
できれば気を使っていることを、相手に分からせないぐらい気を使う。
それで結果として相手を喜ばせればいい。
逆に相手が怒ったら、作法にはずれていることになる。
(p226より引用)

だから「芸事」といってみ芸人の専売特許のわけではない。
芸の世界とは無関係であっても、一般人が
「芸事なんて自分とは違う世界のものだ」と思うのは大きな間違いだ。
一般人も「芸」を持たなきゃダメなんだ。
芸は身を助くじゃないけど、社会生活を送るうえでの芸を、
それぞれがもたなければいけないと俺は思う。
いろんな仕事の人がいて、いろんな性格がある。
一人ひとりの生活がある。自分の生き方は自分だけのものだ。
自分の生き方そのものを「芸」にすることができれば、
その時点で作法はちゃんとできている。
品がよくなって粋な人になれる。
(p230より引用)

上品、下品
愛も友情も無く、彼女を抱き、友と笑い合う
傷つく事、が嫌な訳ではない
もっとお互いを曝け出して、なんて言う下品な奴
日本文化はもっと高尚で、精神的である
人の喜ぶ姿を見て、それを自分の喜びと
けっして人にそれを気づかせない事
それがジャパニーズの世界に誇る
時代遅れの、マヌケな、男の精神
俺はそれが好き、だから困る
上品とはそういうもんだ
(p241より引用)

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ぬ?もあり、ふむふむ、もあり。

シンプルな言葉だけに、感じ受け取り方もたくさんあるだろな。



てことで、週末は悪口の作法を爆発してきますかね♪

いーかげんに売って欲しいんだよね、廃版になったアレ。

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さて、粋を目指して頑張りますか。