臓器移植 | リュウのブログ 拡張型心筋症

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病気の人を助けて」 男児脳死、臓器提供へ

岐阜新聞 2017年06月21日 09時08分

 日本臓器移植ネットワークは20日、岐阜県立多治見病院(多治見市前畑町)に低酸素性脳症で入院していた10歳以上15歳未満の男児が20日午前10時12分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。15歳未満の脳死は15例目で、施設の所在地が明らかなうち岐阜県内では初めて。  腎臓は岐阜大病院で50代男性と40代男性に移植される。心臓は大阪大病院で10代女性に、肺は京都大病院で50代女性に、もう片方の肺は岡山大病院で10代女性に、肝臓は京都府立医大病院で40代女性に、膵臓(すいぞう)は名古屋第二赤十字病院で40代男性に移植される。小腸は医学的理由で断念、眼球はアイバンクに提供される。  2010年の改正臓器移植法施行で、15歳未満は家族の承諾で臓器提供ができるようになった。  移植ネットによると、男児は生前、家族と移植医療について話す機会があり「もし自分に何かあったら、病気で苦しんでいる人を助けてあげたい」と伝えていたといい、家族が総意で臓器提供を決断したという。  男児の家族は移植ネットを通じ、「息子を誇りに思います。息子の優しさや思いが次の方へつながっていけば、息子も喜んでくれると思います」とのコメントを発表した。  脳死移植は改正法施行後369例目、本人の意思不明は282例目。