親戚の方が亡くなった。
電話で連絡があり、急にだったという。
私はその方とほとんど接点がない。
でも、祖母にとっては近い人。
確か、1回だけ会ったことがあるような。
親戚の方たちと食事に行って。
私にはそのときの記憶がほとんどないので、ああ、そうなんですか、程度の認識なのだけど、
祖母が落ち込んでいる。
ふと思いだす、
ハープの音色と、木村由美さんの曲「いつも何度でも」。
映画「千と千尋の神隠し」のエンディングで流れる曲だ。
こんな歌詞がある。
生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ
生きてるのも不思議だけど、死ぬのだって不思議なことだ。
そして命はみんな、1つしかない。見た目とか、時間とか、大きさとかが違うけど、
「命がある」ってことに関しては、みんな同じ。
そして、歌詞の最後は、
海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから
人の命や、生死について歌っている歌なのに、すごく希望のある歌詞で終わる。
亡くなった人は、存在しなくなるけど、確かに生きていたし、人の心の中で輝くように存在し続ける。
いい歌。