大人の発達障害者の更生? 思春期以降に気づいた障害者が社会で生きていくことの難しさ① | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
HP URL:nekomama.site

 

さてさて。

 

また前触れもなく・・・ 笑

こんな記事を書きますよっと♪ 笑

 

 

 

ここのところ、目に付くな・・・ と思う「大人の発達障害者」についての問題。

私自身が今現在関わっている仕事の影響も大きくありますが、ネットの様々なサイトや掲示板においても取り上げられているのを多く見かけます。

 

発達障害に関しての認知度が上がることで、これまで原因不明であった 「社会に適応できない」「扱いに困る」人間の中に、少なからず「大人の発達障害者」という人間が含まれていることに世の中が気づいたから・・・ といったところでしょうか。

 

中には、「こらこら」と思うようなこじつけに近いようなことを発言している人たちも見かけますが、

実際問題、発達障害が原因で社会生活が困難になっている人はたくさんいるし、それによって困っている人や組織があることも多いもので。

 

今や「社会問題」・・・

 

そういった側面もたしかにあるわけです。

 

 

大人の発達障害によって引き起こされる問題としては、本人が困っていることは当たり前にあるんですが、

子供のそれとの大きな違いはやはり、

 

「圧倒的に周りが困っている」ことでしょう。

 

 

発達障害者に限らず、障害がある人というのは基本的に周りのサポートを必要とします。

それは、大人も子供も関係なく、

日々の生活を「潤滑」に回すために困難な事柄が存在し、その根治は見込めないからこそ「障害」と呼ばれるわけで、自力では不可能な事柄が存在するからこそ「障害」なわけです。

 

見た目にはわからない

立派な「大人」だからこそ。

 

 

子供であれば、まだわかりやすいもので、

「子供」は一人では生きて行けないわけで。

 

けれど、「大人」は、自分の力でお金を稼ぎ、自分の力で生活してこそ「大人」なわけですから。

 

何かわかりやすいイレギュラーな「トラブル」でもない限り、基本的に周りの手助けなんていらないものだと思ってみているのが当たり前で。

 

まさか、

 

朝起きて仕事に行って帰ってご飯食べてお風呂入って寝る

 

なんてレベルでサポートがいるなんて思いもしないわけで。

 

 

これが子供だったら、「はいはい、起きて~! ご飯食べて歯磨くよ~~~」   ←逆にこっちが当たり前。

 

 

この差が、まんま「問題」の本質なのだと思います。

 

 

 

 

 

続く