慣れるまで1年半かかったよ | テロテロのバリ島でココアンな時間

テロテロのバリ島でココアンな時間

彼と15年間日本で生活し2014年9月バリ島に引っ越しました。

バリ島に永住する人たちは様々な理由があるだろう。

バリ島を愛してて永住をする人はきっとすぐに順応できるがそうじゃない人間にとってなかなか慣れるのが難しかった。

ましては50目前の女にとってそのハードルは高かった。




色んな気持ちが整理できずあれよあれよとここに居た。

本当にあれよあれよで居た。




ココロは顔に現れる。

自分の顔を見るのが嫌だったのでうちには鏡がはじめなかった。

鏡を見なくていいように坊主にもした。

バイクでふっとばしてる途中に「このまま事故ればいいのに」とも考えた。




この選択が正しかったのかどうかがわからず夜になったら悲しくなった。




何度も友達に不安な気持ちをメールした。

「あんたが選んだ道だから大丈夫」と背中を押された。もう押すしかない状況だったからか?





気持ちが前向きにならないから全然動けなかったし気候も暑くて暑くてそして食べ物も合わなく

毎日が必死だった。

そこにきて彼と喧嘩ばかり。なんでここでくだらない喧嘩を繰り返すのか分からなかった。

今まで1度も手をあげられたことがなかったが私は忘れない。海で1度だけ飛んでもない大喧嘩をして彼の手が出た。

お互いにものすごくストレスが蓄積してた。どうしていいのか分からずに相手にあたるばかりだった。逃げ道がわからなかった。




水には流れない。記憶に残る。でもあれがあってよかった。我慢はしないと決めた。

死ぬまでここに居なくてはならないという踏ん張りも消えた。

ただ彼が異国で踏ん張った15年の感情は私も経験すべきだと思うのでそれはクリアーしようと思う。

それが私のプライドだ。そして大病したらここの医療は信用ならないので(現在は)その時は

私だけ帰ろうと思ってる(彼はゆうじさんとうにの面倒をみてもらいたいので)






必死な毎日の繰り返しの中、彼はあまり多くを言わずほったらかしててくれた。

1日本当何もしない(出来ない)日が何日もあった。

自分の部屋の掃除すらできなかった。布団から起きられずにずーっと布団の中の日もあった。

大丈夫だろうか?自分。と本気で心配になるほどだったが解決策がわからなかった。





1日1つの事すら出来なかった。





でもいつからか、朝の掃き掃除が苦になく出来た。

掃き掃除の後に拭き掃除も出来る日も少しだけあった。

朝のシャワーを浴びないと気持ち悪いと感じる日も出てきた。

彼の仕事の手伝いを休まず出来る日が続いた。

お腹がすく感覚が戻ってきた。







1年半過ぎて、日本に居る時と同じ、朝の目覚めが普通に出来ることで私はいつもの私に戻ったと感じた


リズムを戻せれたと感じた。




お金の使い方に関しては彼はすっかりバリ人に戻ってしまった。

なんでもかんでも「高い!高い!」と言い買わずにいる。

買わないで何かで代用しようという考えはないのか!と言われる。

悪いが私にはそんな頭はない。

牛乳は飲まなくても死なないがずーっと飲んでいた人間にとってたとえバリ島の牛乳はうまくなくても飲みたいのだ。たとえ1本300円するけど飲みたいのだ。

それを「高いから!別に飲まなくても死なないから!」と言われても「はいそうですかわかりました」なんて女じゃないし。

「あんたはバリ人だから飲まなくてもいいでしょ。私は子供の時から飲んでいたから飲みたいし!」って女ですから。




最後には300円でしょ!じゃ私300円出すよ!自分で出すよ!って

日本じゃこんな喧嘩したことないわ!




夏に毎日セブンの「白くま」1人1個食べても誰も何も言わなかったよね?

限定の「琥珀エビス」を箱買い何度もしたよね?あれも誰も何も言わなかったよね?

ジャンケン負けたほうがドンキーおごる対決にもお互い必死に負けじと勝負したよね?





切ないよ。

ここでの300円の喧嘩が切ないよ。

50目前だよ!笑






満たされる感覚は人それぞれだ。

他人にとって「それでいいの?」と思うことでも本人が満たされていればそれはそれで問題なし

彼のその感覚はわからないが

私のその感覚は誰にも邪魔されたくない。

ここは誰も文句は言えない場所だろう。

文句は言えないように自分のご褒美は自分で解決することにした。彼にもお願いはしない。

その代り彼のお願いも聞かない。













今日、彼はおじさんちのオダランで午前中から出かけてる。

私も本来は手伝いとかで行かないとならないようだが、ごめんまだそこまで器用になれない。

「家に居るわ」毎回彼も私の手伝いには期待せずにいる。





片道20分を歩いてパンを買いに行く。

冷蔵庫にトマトがあったな。

庭のバジルちぎって

友達が大切に日本から持ってきてくれた特別のカマンベールチーズを半分カットして

大瓶1本、水代わりのように飲む


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くそー
ビールがここでなくなったー涙

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買いに行くには店まで遠すぎる。

とりあえず既成事実がばれないようにゴミ箱の底に瓶を投げて

ビールの魔法が消えないように残りのパンは冷蔵庫へ。

デザートにブアナガ白(ドラゴンフルーツの白)今、高いんだね。キロ3万ルピアだって。

1個1万ルピアの計算

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1年半を振り返れる余裕が出来た最近。

こんな山越えてきたんだなーと思える最近。

彼との喧嘩もやっと少なくなってきて日本のような感じになってきた。





さーここからどこまで走れるかだね。

どこまで行けるだろうか?

頑張ろうかーと思えるようになった最近。

















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