高野山への道 -3ページ目

ある日の大事な話(その1)

ある日、病院のスタッフルームにて、院長に軽く怒られていた。
院長は、男子ロッカールームでごそごそしていた。
これから手術のようである。

(,,゚Д゚) 「○○○っていう(名前)なんだっ」

('-'.)「・・・・」

(,,゚Д゚) 「わかった?」

('-'.)「はい・・」

(,,゚Д゚) 「ちゃんと覚えておくように」

('-'.)「はぃ・・」

途中から入ってきた女医さんがきょとんしていた。

時間をもどしてみる。

(,,゚Д゚) 「すけろく~お願い」

('-'.)「他には何も要りませんか?サラダとか」

(,,゚Д゚) 「アイスクリーム。バニラの。チューブに入ってるのなんだっけ?」

('-'.).。oO(知らんがな)

(,,゚Д゚) 「知らない?」

('-'.)「はぁ・・」

アイスなんぞ滅多に食わん。

(,,゚Д゚) 「えーとね、、、アレ、、、ほらあれ」

思い出すまでしつこく熱心に考える性格だが、、

(,,゚Д゚) 「アレだよアレ!」

もの凄い早さで回転する頭脳の持ち主だが、フル回転させても答えがでない時、スバっと思考を中断するのも知ってる。

('-'.)「モノはなんとなく解りましたので・・」

(,,゚Д゚) 「そうそう、クーリッシュ!!!」

そういうアイスの存在は知っていたが、商品名までは覚えてない。

(,,゚Д゚) 「最近、マスカット味が出たんだ。知ってる?」

('-'.).。oO(知らねーよ・・)




(,,゚Д゚) 「クーリッシュっていうだっ」

('-'.)「諒解です」

(,,゚Д゚) 「ちゃんと覚えておくように」

('-'.)「はぃ・・」

本日の昼飯は、助六弁当。デザートはクーリッシュ。
渡された現金とポイントカードを胸ボケットにしまいつつ、スタッフルームをでていく院長を見送っていると、女医さんに声をかけられた。

(*゚ -゚) 「何かお話しておられましたが、新しい薬ですか?」

('-'.)「いえ、院長の・・」

助六は売れ残っていたが、クーリッシュは売り切れ。
バニラアイスが好物なのは知っていたが、雪見だいふく大人のチョコ(?)を買った。

(,,゚Д゚) 「コレじゃないよー。売り切れ?・・・固いじゃん、チョコもバニラも好きだが、一緒にする必要はない。チョコが食べたいなら別で買のに・・・」

(,,゚Д゚) 「でもおいしかった」