FBのタイムラインにこんな記事が流れてきたので、私も書いてみようと思いました。
工事現場が休憩する理由 | http://kando1.net/13371
農業の場合は、休憩時間や就業時間を何時に終わらせるかは、それぞれですが、工事現場と同じです。
うちは8時開始、10時休憩、12時昼休み、15時休憩にしています。
私が熊本の園地を管理していた時は、10時と15時の休憩は以前は30分ずつ取っていましたが、あまりにも時間が無駄すぎるのではと提案があったので、10時は15分で15時は20~30分とその時の状態で臨機応変に変えていました。
この休憩は、「疲れによるヒューマンエラーを減らすため」なんですね。
農業ってあまり知られてないでしょうが、死亡事故や怪我がかなり多いです。
みかんの収穫作業でも、たかが収穫だろうと気を抜くといけません。
収穫係では、
鋏で指を切ったり、
脚立の立て方が悪くて転落したり、
木に上っていて枝が折れて転落したり、
傾斜地では足を滑らせて転落。
運搬係では、
運搬車とトラックの間に体を挟まれて、内臓破裂したり、
トラックで運搬中に傾斜地でブレーキが利かなくなり車ごと転落。
まぁ、気をつけておかないと、何かと事故が多いんです。
事故が起きないようにするのは当然のことですが、コストを考えても事故後の補償を考えると、休憩時間をきちんと確保することのほうが安く済むでしょうね。
それでも、収穫・出荷の最終盤は、もう終わって欲しいと思うくらい疲れていますけどね。