長女の通っている小学校(公立)では、小学校3年生から算数の習熟度別学習が始まります。
習熟度別に、
ぐんぐんコース(教科書を超えたレベルの学習もする発展クラス)
ばっちりコース(教科書に沿った学習をする通常クラス)
じっくりコース(教科書の基礎的な内容をじっくり取り組む基礎クラス)
の3コース制。
学年内のコース分けなので、クラスをまたぎ、コース別にそれぞれの教室で授業を受けることになります。
コースは、単元ごとに判定テストがあり、短いと2週間、長くても1か月ほどで入れ替えとなります。
4月に行われた初回のコース決定方法は、学校での判定テストでした。
テストの裏側に、どのコースが適しているのか学校側が判断した結果が記入されていて、保護者がサインして提出します。
ここで、仮に学校の判断(推奨コース)が真ん中のばっちりコースだったとしても、保護者が一番上のぐんぐんコースを希望すると、子供はぐんぐんコースになるとのこと。
長女の場合、判定テスト結果は満点。学校の判断もぐんぐんコースだったので、そのままサインして提出しましたが、学校側の推奨コースがばっちりやじっくりコースでも、親の希望でぐんぐんコースに入っている子がいたようです。(なので、4月は学年の半分以上がぐんぐんコースになっていました)
習熟度別クラスなのに、親の希望も聞いちゃうの?と、最初は不思議に思ったのですけど、コース替えを重ねるたびに、学校の推奨コースに落ち着く傾向があり(最初は親の希望を聞いていても、授業についていける度合いをみて「子どもに合ったクラスを」と先生が個別に保護者へご連絡した様子)、おそらくですが、どうしても上のクラスへ!という親心(モン●)対策もあってこのようなスタイルになったのではないかなとも感じました。
実際、習熟度別クラスでの算数学習が授業参観で見られる機会があったのですけれど、同じ内容をそれぞれのレベルで学習している様子を見ると、必要なクラス分けであると実感。
また、驚くことに、1学期の途中から、コース判定がテスト結果だけでなく授業態度も含めた判定に変わっていて、判定テストが100点であっても、真ん中のばっちりコースを学校から推奨されているお子さんが複数いたそうです。(授業態度があまりにもわるいやんちゃな男子に先生が「あなたにぐんぐんにいる資格はありません!」と怒鳴ったことがあったとか:汗)
(ありがたいことに長女はずっとぐんぐんだったので、私は7月までこのことを知らなかったのですが、保護者会直前にいただいたママ友情報&保護者会での先生説明で知りました)
テスト結果が100点なのに、なぜぐんぐんコースでないのか、きっと該当する保護者は驚かれたでしょうけれど、子供の学習態度について気づく良い機会になったのではないかとも思います。
学習態度に問題がある場合、それを知らないままだと、1学期の通知表や夏休みの個人面談まで放置され、軌道修正が遅くなるので、問題がある場合は早めに気づくことが大事。
私が小学生の頃、学校ではスポーツ以外で競う機会がなく、のんびりした小学生生活を送ってきたのですけれど、中学校に入れば試験ごとに学年順位やクラス順位が公表され、上位層1~2割はほぼ固定化されつつも、良きライバル関係を築いていました。
長女の仲良しなお友達は(クラスが離れ離れになっても)ほぼ全員ぐんぐんコースにいるそうなので、また同じ教室で勉強ができることを励みに頑張っている様子。
公立小でこうした競争に小3からさらされることは驚きでしたが、社会人になって仕事をしていくと、大きなマーケットの中で競争にさらされることは当たり前。
親としては、判定サインの度にちょっとドキドキしてしまいますけれども、良き友達と切磋琢磨して競い合うことは良い経験になると思います。
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お勉強系習い事を始める前から家庭学習で使っている教材はサピックスのシリーズ。
コピーした用紙をストックしてあるので(スキャンしているのでいつでも印刷できます)今でも時間があるときに気の向くまま取り組んでいます。
きらめき算数脳(小学2・3年生) (サピックスブックス) [ SAPIX ]
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サピックスブックスきらめき思考力パズル 小学1~3年生 図形センス特訓編 (サピックスブックス) [ サピックス小学部 ]
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