現在、よく使われる睡眠薬・睡眠導入薬は、主にベンゾジアゼピンという骨格をもっている薬か、あるいは、ベンゾジアゼピンと同じ働きをするように作られた薬です。


強さは薬によって違いますが、(1)鎮静催眠作用(穏やかに眠りを誘う)、(2)精神安定(抗不安)作用(不安を和らげ精神を安定させる)など共通した作用をもっております。(1)の作用が強い薬が睡眠薬や睡眠導入薬として主に使われ、(2)の作用が強い薬が安定剤として使われます。


睡眠導入薬は、睡眠薬の中で作用する時間が短いものを指します。主に寝つきが悪い人に使われますが、睡眠薬と同様に「夜中に目が覚めてしまう」「朝早く目が覚める」「ぐっすり寝た気がしない」といった不眠の症状にも効果があります。



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