Alan Ball, Sam Mendes
American Beauty: The Shooting Script (New Market Shooting Script Series, a)

今日は少しまじめな話を。彼女と付き合うまではアメリカというのは超個人主義わがまま大国だと思っていた。アメリカンビューティという映画では個人主義がいつしか家庭崩壊へ向かっていく様子を表していた。実際、アメリカ留学帰りの友人は多いが彼らの多くは自己主張というお土産を持って帰る。別にそれが悪いわけではない。でも「アメリカでは~アメリカでは~」が口癖になって日本を根っこから否定するようになっているようなやつはあまり好きではないし中には自分がスーパーマンか何かの力をつけて帰ってくる勘違いも多い。まぁ、彼らも半年もたてばリバースカルチャーショックが消えて日本人に戻ることが出来るのだが。


さてアメリカ人の彼女と付き合うようになった時に、このことを少し警戒をしていた。当時、僕は基本的にアメリカ人=わがままという意識があった。しかし彼女と付き合いだして、個人主義というのは個人が他の人々から離れて自分自身の方法でものごとを決めたり実行したりすることで日本みたいに「個人主義=わがまま」ではないことがよくわかった。そこで物事を自分自身で決めたり実行するわけだがら、彼女自身が非常に自立している女であることに気づいた。それは「私を守ってくれなきゃヤダーヤダーヤダモン!!!!サリフ」と言っていた日本人の元彼女とは大きく違う。僕は今の彼女が僕なしでも十分に生きて幸せになっていけるぐらいの自信がある。それくらい僕は彼女は自立していると思う。さらにその上で付き合っているのだからお互いに心の余裕があるし実際はお互いに意見を言い合ってその上で最終的には妥協することによって関係が繋がっている。


アメリカでは生まれた時から一人で生きる戦いが始まっている。赤ちゃんは母親とは別のベッドで寝ている。そして18歳になれは基本的に家を出て行く。それに比べ日本は「娘が家を出て行くなど許さん!!」みたいなところもあり、なかなか自立するチャンスがない。


僕は以前、日本人の元彼女と別れた理由は彼女と遠距離恋愛になったことが原因であった。しかもそれは彼女から「もし遠距離になるんだったら、私もうサリフに頼れないから」と一方的に言われ別れた。実は今のアメリカ人彼女とも約1年遠距離恋愛をしていた。その時は以前のこともあり悩んでいた。しかし彼女に言うと「いいわ。1年間会えないのは辛いけど。でも挑戦しましょう!」と言ってくれて実際に僕らはそれを乗り越えることが出来た。


「やはりこの自立というところにアメリカ人の恋愛のパワーがあるのではないのか?」と思う。


1年後、空港で彼女と再会した時のことが忘れられない☆




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