おっぱいのお話 | スクラブの天使

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オバサン・ナースが、
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ミスワシントンDCのアリンローズさん


年末年始と不調の日々が続き、新年の御挨拶が大変遅れてしまいました!

昨年はブログに御来訪いただきまして有難うございました

今年もどうぞ宜しくお願い致します


ホリディーシーズンが終わったアメリカ
街全体が平常どおりに動きだした
フルーシーズン真っ只中の病院は、どこもフル回転している


昨日の私の患者さん、同世代の女性

T-Bone Accident(側面衝突)で運ばれてきました

Subdural hematoma(硬膜下血腫)やContusion(打撲)等がありましたが

何に1番驚いたかと言えば、彼女の“おっぱい”である

豊胸手術で埋め込んだ生理食塩水のバッグが事故で破裂してしまったのだ
片方は豊満のまま、もう片方は無残な状態である・・・


古今東西、女性は常に美しくありたいと願うものだろうが

西洋の女性の場合、美しさだけでなく更にセクシーであることが大切である

アメリカの美容整形で断トツに多い豊胸手術

年間40万人もの女性が受けている

最近はアジア女性にも人気で、中国では年間10万人を超える手術件数である


豊胸手術を受ける際に

もしも事故で破裂したら・・・

もしも感染したら・・・

もしも癌になったら・・・

そんなトラブルなんてものは頭に少しよぎる程度で

最大の心配事は

もしも旦那(彼氏)にばれたら・・・だろうな(笑)

それどころかアメリカの女性は堂々としていて、逆に手術自慢する人が多いのだろう(笑)


そんな事を考えていた時

ミスコン女王アリンローズのニュースが目にとまった

この美女、2012年のミス・ワシントンDCに輝き

今週行われているベガスの全米大会に出場中である


実はアリンさん、乳癌で母・祖母・叔母を亡くされた

彼女の家系はWiskott-Aldrich Syndrome(ウイスコット・オールドリッチ症候群)

という遺伝子の病歴があり、彼女自身にもこの遺伝子があることが判明

そんな事情があり、彼女は予防の目的で24歳の若さで両乳房摘出手術を受ける事を表明した


incredible example”“ 強くて勇気がある人”というミスアメリカCEOの賛辞から

media friendly candidate”“まだ発症してないのに、今発表しなくてもさ~”

という皮肉的な御意見まで、かなり物議を醸されている


ところで・・・老化現象がここにも出たか~って感じの私のおっぱい(笑)

機能はほぼ果たしたので(笑)今後は元気でいてくれたら良いとしよう!