ありがとう。 | おかやんの日記

ありがとう。

みなさん、こんばんワムお月様

かなりお久しぶりの投稿になりました。

覚えてくださってる方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、ちょっと思うところがあってブログを書きます。

おネギ高校ラグビー部、今年は見事全国大会出場を勝ち取りました。

大会は昨日開幕し、おネギ高校は今日が初戦でした。

前半、相手に4本立て続けにトライを取られ、苦しい展開でしたが、前半終了間際に2本返し、いい流れで後半へ。

後半はこちらが攻めていてトライも奪いましたが、反撃もあと一歩及ばず、21-26で敗れてしまいました。

今日で長男たち3年生は引退です(正確には関連行事がまだまだ残っていますが)。

正直、親子共々、つらいことも多い3年間でした。中学でほとんど実績を残せなかった長男が強豪校に行きたいと言ったとき、無謀なんじゃないかと思いました。入部希望者の保護者向け説明会のとき、たまたま見た練習風景の迫力に圧倒され、私の方がビビってしまい、「(入部を)やめてもいいんだよ!?」と言ってしまったこともありました。

それでも、おネギ高校でラグビーをやりたい、と長男の意思は固く、それを尊重し、応援することにしました。

でも、現実は甘くはなかったんです。

周りは中学時代、県の選抜選手に選ばれたような子ばかり。長男もチームメイトとの力の差を痛感し、2年生の途中から何度も「辞めたい」と口にするようになりました。

もちろん、長男なりに努力はしていました。体はかなり大きくなり、入部当初はほとんど上げられなかったベンチプレスもかなり上がるようになりましたし。

でも。

やっぱりチームメイトとの差はなかなか埋まらず、その後も辞めたい、説得の繰り返し。それはずっと続きました。正直、辞めないように説得するのは私のエゴなんじゃないかと悩んだりもしました。

でも、長男は練習をサボることは一度もありませんでした。当たり前といえば当たり前ですが、辞めたい気持ちがありつつも、逃げることはしませんでした。

それは「花園に行きたい」という思いがあったからなんだと思います。辞めたい話をするときも、花園だけは行きたいんだよなぁ、って言ってました。

「花園」への思いがあったから、なんとか踏みとどまってきた長男。今回、長男は大会メンバー入は叶わず、選手として花園の舞台には立てませんでしたが、それでも、おネギ高校ラグビー部の一員として胸を張っていいんじゃないかな、と思います。

長男は高校でラグビーを辞めるので、小学校1年生から続けてきたラグビー生活もひと区切りです。寂しい気持ちもありますが、今までよくやったと思います。

私も、いい経験ができました。終わりよければ、ではないですけど、今はこのチームに関われたことは幸せだと思っています。

今はまだ気持ちをうまくまとめることができませんが、ラグビー部のチームメイト、監督はじめスタッフの方々、保護者会の方々、そしてなにより、何やかんやありつつも3年間頑張った長男に「ありがとう」って気持ちでいっぱいです。

では。