アスペルガー症候群との上手な付き合い方入門 | sarakのブログ

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西脇俊二
宝島社
2015年4月


職場の上司から借りた本。
上司も前のブログで書いた仕事できない人の対応に悩んでるらしい。

その人の行動や会話からアスペルガー症候群と思ったようで、本を買ってみたそうだ。

僕もそうじゃないかと思ってたけど、アスペルガー症候群の特徴などは詳しくわからなかったので貸してもらった。

ネットで話の流れをよめない人をアスペって言ってるのを目にしてきて、なんとなくの意味は理解してたけど、正確な理解を得ようかと。


非常に文章が少なく、漫画も交えているので30分くらいで読みきれた。

アスペルガー症候群の特徴は、まぁ概ね想像してた通り。

症状はいろいろあるようだが、コミュニケーションが苦手、細かいことが気になる、複数のことを同時にできないなどなど。

初めて知ったのは以下

メモ
・先天性のもの、遺伝する
・日本で発症している人は60人に1人と言われている


「自分がアスペルガーの場合」「相手がアスペルガーの場合」と分けて対処法も書かれていたんだけど、役にたたねぇ。

自分がの場合はまず本人が気づかないとだと思うんだけど、どうやって本人に気づかせるのか。あなたアスペルガーだと思うよって簡単に言えないでしょ。
(別の課でアスペルガーと思われる人を病院に連れてった強者がいると耳にしたことはあるが)

それで相手がの場合の回答が、こういう病気だと理解し周りがフォローするみたいな対処法。

それができれば苦労しないねん。
仕事だと限られた時間と人でギリギリで回してて、その人も1人の人員でカウントされてるからフォローできる体制じゃない。
もしフォローするというのならその分体制に余裕を持たせる、人を増やすなどをしてもらわないと。
でも人事はその人がアスペルガーだとはわかってないわけでそんな要求通らないだろうし。


難しいのはここなんだろうね。
ぱっと見てアスペルガーだとわからないこと。本人も自覚しづらいこと。ちょっと変わった人でずっときちゃうところ。

昔に比べたらだいぶアスペルガー症候群の認知度自体はあがってると思う。
だから社会に出る前に、家族とか先生とか周りが気づいて本人に自覚させるのが一番の対策なのでは。
それで本人に合った仕事に就ければいいじゃない。


それはいいんだけどさ、今うちの職場で置かれてる現状はどうすればいいんでしょうね。