先日のこと。
心友の広橋涼ちゃんの朗読会にいきました。
涼ちゃんは、もちろん声優として活躍中ですが、
声優の西村ちなみさんと、ピアノのはんだすなおさんと
「おとたま✳︎いちご」という朗読と音楽のユニットで活動もしています。
以前、日日是好日を朗読するという会にもおじゃましましたが、
今回は物語がたくさん読まれるので、
さらに楽しく、そして思い出深いものとなりました。
というのも、今回、読まれる演目
「もんばんアリと、月」は、
大磯のカフェで偶然、出逢った本だったからです。
美味しいランチをしました。
お料理も飲み物も、本当にていねいにつくられていて、英国家具に囲まれた、私のお気に入りの場所なのです。
店主さんが飾っておいてくれました。
この本に出逢ったとき、
私は涙が止まらなくて、
どうしようもなくて、
涼ちゃんにあれこれ聞いてもらいました。
その時のことが、
朗読でタイトルを読まれた瞬間、
イラストが浮かび上がった瞬間、
まざまざと思い出されて、涙
「理紗ちゃん、スタートダッシュ早いよ」(笑)
と、終わって早々、涼ちゃんに言われました
でも、本当に、
この本を大事な心友や、尊敬するちなみさんに読んでもらったのは特別で…
改めて沁みました。
そして、今回、印象的だったのは、
西加奈子さんの「しずく」
からの一編でした。
猫と人と。
たくさん笑いながら、切なくなって、
この本を手に取りたいと思いました。
一緒にいってくれた、
後輩の咲田夏美ちゃんも大累彩実ちゃんも、
しずくがたいへん気に入っていたようです。
神楽坂にまた行きたくなりました