つみたてNISAをやらない方がいい理由はありますか?ChatGPT先生に聞いてみた | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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かつてはそれほどメジャーではなかった「積立投資」というものについて、いまから若い人たちが本当にやるべきかどうかについていろいろ考えているが、自分の意見はどうしても「つみたてNISA」について否定的な意見に過多よりしすぎてしまうので、冷静になって先ずはAIであるChatGPT先生に聞いてみることにした。

 

「つみたてNISAをやらない方が良い理由があれば教えて下さい」とChatGPT先生に聞いてみた答え。

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つみたてNISA(積み立てNISA)は、日本の個人投資家向けの制度で、特定の条件を満たす投資信託や株式などを積み立てて運用することができる制度です。ただし、すべての投資にはリスクが伴います。以下は、つみたてNISAをやらない方がいい理由の一例ですが、これは個々の状況や目標によって異なる可能性がありますので、投資を考える際には注意深く検討することが重要です。

  1. リスク許容度が低い場合: つみたてNISAで取り扱われる金融商品は、元本保証がなく価格変動があるため、投資にはリスクが伴います。もしリスクを取りたくない、または許容度が低い場合は、無理につみたてNISAを利用する必要はありません。

  2. 投資知識が不足している場合: 投資はリスクとリターンのトレードオフがあり、様々な金融商品や市場の動向を理解する必要があります。投資に関する知識が不足している場合、失敗リスクが高まるため、注意が必要です。

  3. 短期間で資金が必要な場合: つみたてNISAは、一定期間(通常5年以上)の運用が前提となります。もし将来的に急な資金ニーズがある場合、それに対応できない可能性があります。

  4. 投資目的が明確でない場合: つみたてNISAを利用する際には、投資目的を明確にすることが重要です。目標金額や達成期間、リタイアメント資金などを具体的に設定できない場合は、無理に投資を始めない方が良いでしょう。

  5. 経済状況や金利の変動に敏感な場合: 投資は市場の変動に影響を受けるため、経済状況や金利の変動に敏感な方は、リスクをより慎重に評価する必要があります。

つみたてNISAは、適切なリサーチや計画を基に、自身の投資目的やリスク許容度に合わせて活用することが重要です。投資は個人差がありますので、不安や疑問がある場合は、専門家の助言を得るか、自己教育を行うことをお勧めします。

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さらに、長期積立投資そのもののデメリットについても聞いてみた。

 

「長期積立投資はよい事ばかりが目立ちますが、デメリットはどのようなことがありますか?」

 

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長期積立投資は、一般的には資産を成長させるうえで有益であるとされていますが、デメリットも考慮する必要があります。以下は、長期積立投資に関する一般的なデメリットのいくつかです:

  1. 市場の変動に対する感受性: 長期積み立ては市場の変動に強くなる傾向がありますが、一部の投資商品は依然として価格変動が激しいことがあります。特に株式などのリスク資産は、一時的な市場の不安定さに影響を受けることがあります。

  2. リスクの取り過ぎ: 長期積立投資はリスクを分散しやすいですが、リスク資産に過度に依存することで、特定の市場の変動に影響を受けやすくなります。これにより、資産の一時的な減少が生じる可能性があります。

  3. 急な資金ニーズに対応できない: 長期積み立ては、資産を長期間にわたって運用することを前提としています。したがって、急な資金ニーズに対応するのが難しい場合があります。

  4. インフレリスク: 長期の投資期間中においては、インフレの影響が考慮される必要があります。資産のリターンがインフレ率を上回らない場合、実質的な資産価値が減少する可能性があります。

  5. 投資の失敗リスク: 長期間にわたる投資はリターンを最大化する可能性が高まりますが、一方で投資判断の誤りや市場状況の変化によって失敗するリスクも存在します。これにより、目標達成が難しくなる場合があります。

  6. 手数料や費用の影響: 長期積み立てにおいても、投資商品や運用会社によっては手数料や費用がかかることがあります。これが積み立て期間全体で影響を及ぼす可能性があります。

投資には必ずしも確実性がなく、リスクが伴います。投資を検討する際には、個々の状況や目標、リスク許容度に合わせて検討し、適切なリサーチやアドバイスを受けることが重要です。

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つみたてNISAであれ、ITAやRL360のようなオフショア積立であれ、基本的に元本割れするリスクは変わらないが、さらに為替の変動リスクも考えると、利益に対する非課税枠が設定されているつみたてNISAのメリットは、利益が出ているときにポジションを解約してその非課税メリットを享受できなければ意味がなさそうだ。

多くの人が、つみたてNISAで元本割れを今の時点では想定していないというのは問題かもしれない。

特に、インフレリスクという側面で見れば、円建てで日本の株式や投資信託をメインに選択している場合、円安が進行してインフレが加速した場合には日本円での利回りが日本円でのインフレに勝てなくなる現象は十分に起りうる。

 

あと、ChatGPT先生も言っている通り、急な資金ニーズに対応できない=資金の流動性が低いというデメリットは、長期に渡って定額を積立てていくという一見単純だが現実には数十年という期間で見れば難しいことを考えると、やはり最大のデメリットと言えるかもしれない。

 

結局、「つみたてNISA」がこれほど急速に普及している理由は、見えにくいデメリットやリスク側面と、金融機関にとってはカネのない(資産のない)ひとたちに売りやすい商品であるという側面が見えてくる。