言葉を、飲み込む。 | nobodyの冒険

nobodyの冒険

わかってくれる人、きっといるはずさっ

新年度ですな。

今年は新元号の発表なんかもあって、

一段と新年度感が増しているようにも思いますが、

 

私はなぁーんにも、目新しいことがありません。

 

3月に周りで何人か辞めていって、

4月に何人か新しいのが入って来る。

仕事ができて、頼りにしていたのが辞めていって、

右も左もわからないのが入って来る。

 

なるべくポジティブに考えようとは思うんだけど、

オジサンたちにとって新年度ってぇのは、

正直ストレスフルな季節なんだぜ。

 

「今人手足りないんだから無理だって言ってるだろ!」

「なんだよ、まだ新しい担当決めてねぇのかよ!」

怒鳴りたくなるのを、ぐっとこらえる日々。

 

怒鳴るのは簡単だけど。

怒鳴ればスッとするかもしれないけど。

言葉は時に、鋭い刃物になる。

不用意な一言が、取り返しのつかない事態を招くかもしれない。

 

こうして日々、飲み込んで潰していく怒鳴り声。

ときどきどこかで吐き出したいと思ったりする。

私最近思うんですが、

SNSって、往々にしてそういう使われ方してるんじゃないかな。

「王様の耳はロバの耳ぃ~!」って叫ぶ穴みたいな役割を、

ブログやらツイッターやらは担っているのかもしれない。

 

えらく過激な話や

あからさまなヘイトスピーチが

SNSにはよく出てくるわけですが、

一語一句にあまり敏感に反応しなくてもいいんじゃないかい?

みんな色々溜まってるんだよ。

どこかで吐き出したいんだよ。

ちょっとぐらいは、広い心で大目に見てやってくれよ。

 

なんてことをうだうだ考える春の日。

オレちょっと病んでるかな。