「きく」には、3種類ある。
・聞く
・聴く
・訊く
・聴く
・訊く
子どもの話を聞く
私が子どものこころのコーチング協会で、実際に学んだことで一番驚いたこと。
それが「聞く」。
「聞く」ってだけで、相当な威力がある!!
聞いてもらえたという経験を持つ子どもは、心が安定して、安心感を持つようになる。
そして、親子の信頼関係が、強くなっていく。
「聞く」ためには、それなりの技術がある。
オウム返し
体、視線を向ける
とかね。
とても、簡単なことだけど、ちょっとずつ続けていってみてね。
「聞く」の凄さがわかるときが、必ずやってくる。
お風呂に入りたくない5歳娘の、本当の理由がわかったりするからね(笑)
自分の話を聴く
頭の中って、色々話してるでしょ。
その声を聴いてみる。
もしくは、自分が自分に問いかけてみる。
すると、自分が自分に答えてくる。
その声を聴いてみる。
私の感覚では。後頭部のちょっと上の方から、のぞいてる感じ。
鳥の目を持つ。
なんて、表現もするよ。
俯瞰してみる。
私は、これができるようになって、自分でも自覚できるくらい穏やかになった。
昔は、すんげー怒ってたから。
怒ってた時は、頭の中の声に吞み込まれてた。
ずっと、そのことばかり。
あるとき、そこから離れて見ている自分に気づいた。
「怒ってるねー」ってね。
少しずつ少しずつ、自分の声が聴こえるようになる。
今は、全く聴こえないときもあるんだよねー。
もしかすると、悟り!?(笑)
自分の話を聴けるようになると、奥の方に渦巻いている感情にも、徐々にピントが合ってくる感じ。
突発的に、怒るってことも、減るんだよ。
究極、これが完璧なら、イライラはしないんだろうなー。
子どもに話を訊く
簡単に言うと、質問をすること。
「何かあったの?」「どうしたらいいかな?」「どうしたの?」
なんかを言うね。
実は、この3つの「きく」の中で、これは取扱注意。
まず、信頼関係ができていて、初めて質問が成り立つということ。
そして、「訊く」側に答えがあると、コントロールするための手段になってしまう。
「訊く」側の在り方が、問われちゃうんだな。
難しいね。
学童保育にいたとき、こんな相談もあった。
「きく」ってのは、本当にすごいなーって、思う。
人はついね、伝えたい思いが強くなる。
だけど、強くなればなるほど…ちょっと、嫌だよね。
そんな経験ない?
あるがままを受け取る。
そんな、壮大さが「きく」にはあるもんねー。
あなたにも、その壮大さに気付いてほしいのです。
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