怒濤の2ヶ月がようやく終わった。


科研申請という作業は体重を数キロ減らし、睡眠時間を情け容赦なく奪い、精神が世界に向かって溶解していくような妄想を常に抱えさせるものだった。


それはそれで、その苦境を楽しみと喜びに変換しなければ、おそらく途中で倒れてしまうことは確実。


少なくともここからの数年間、そのような生活が続くことは充分覚悟の上で、この一文を復帰宣言の代わりに書いておく。




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