先週末、11日(土)・12日(日)の両日、学会がらみで岡山県津山市、岡山市を探訪した。
11日は学会の一般発表で、津山洋学資料館を会場として開催。資料館の皆様にお世話いただき、滞りなく終了。御礼の言葉が出ないくらいお世話になりました。
津山洋学資料館は今年、リニューアルオープンしたばかり。全国でも数少ない「洋学」を専門とした資料館で、新館になったことでさらに魅力的な館になった。歴史ファンは必見。必ず、「ここまで来てよかった!!」という感想を持つはず。
http://www.tsuyama-yougaku.jp/top.html
翌日、資料館の下山館長のご案内で、岡山県内の史跡見学会を実施。
出発前、津山駅前で撮影。
シーボルトの弟子、石井宗謙の生誕地。旦土地区で撮影。
同所で撮影。
旦土のスナップ。ここから石井は長崎まで出て留学したわけだ。
次に、岸田吟香の胸像を見学。岸田劉生の父といった方が有名かもしれないが、相当の破天荒な人生を送った人物で、私は好きだ。
坂道を登った湖畔に胸像がある。ダムで水没した村を見下ろしている。岸田の生誕地は、さらに山奥に入ったところにあるとのこと。
ダム湖を臨む。
岸田の解説碑↓
次に、医師・難波抱節の住宅跡、神戸事件で責任を取らされた滝善三郎記念碑を訪ねる。
最後に、福澤諭吉の師、緒方洪庵の生誕地(足守)を訪ねる。
午前中、このような具合に岡山県内を巡り、非常に有意義な見学会だった。実際に現地に立ってみないと分からないことは山のようにある。
近いうちにまた津山に来ないとダメだろうなあ……