歴史稼業をやっていて、今何ができるのか、と自問している。

ともかく多くの人に何でもいいから「記録」や「日記」を残しておいて欲しいという呼び掛けだろうか。

ツイッターのようにリアルタイムの情報のフローも大事だけど、ひとまず公開を控えておくプライベートな記録情報のストックもやはり必要だと思う。公開しないて、という意味合いは憶測や推測を世間に不用意に広めないため。事態が鎮静してから様々な反省材料として現代史的に分析をするため使えるだろう。個人的に日記をつけておけば、自分の状況も客観視できるかもしれない。

自分自身も何か書いていることで気を紛らせていることは否定できないし。


それからまた別の話。

こんな状況で来年度がどうなるかなんて分かりはしないけど、科研が執行できたとしたら、人件費の一部を学生アルバイトに向けて、被災地出身者に割り当てるつもり。これは現在の規制で十分可能な方法。微々たるものかもしれないけど、やらないよりはましだと思う。