今回の地震で被災されたみなさま、あらためてお見舞申し上げます。




今求められているのは、緊急の人命救助、医療措置、ライフラインの復旧であることはいうまでもありません。関係各位のご尽力で、さらなる救援が進むことをひたすら祈念しております。




かくいう私も宮城県多賀城市の出身で、ようやく連絡の付いた両親の証言では、自宅の1㎞先まで津波が迫っていたことを知り、あらためて身震いを致しました。数多くの皆様の犠牲を報道で知らされるたびに、胸が張り裂けそうで溢れる涙を止められません。この状況で、被災地の後方で生かされている自分の務めを何としても見つけて、支援活動をしていきたいと願っています。




そこで宮城県にご縁のある方、関係各位に呼びかけをしたいと思っているのは、次の3点です。




(1)中長期的な支援体制に向けた関係各位のネットワークを構築できないでしょうか。




(2)他にもそのような動きがあれば、情報交換と共に連携体制を組めないでしょうか。




(3)宮城県だけではなく、他の東北諸県の支援体制ネットワークとも中長期的に情報交換できないでしょうか。




必要があれば、電気通信大学・佐藤賢一他、有志がとりまとめを行います。もちろん、宮城県関係者の皆様におかれましては、ご自身の周辺の方の安否確認等々、それどころではないというのは重々承知であります。現時点で時間と精神的な余裕のある方、ぜひご協力とお知恵をお貸しください。




※趣旨説明:




現在の状況を見ますと、今回の災害の終息・復旧までには長大な時間のかかることが想定されます。課題も多方面に山積されるはずです。




1-2年程度の支援活動ではとても目途はつかないはずです。また、多くの問題に支援活動の資源、労力が分散し、地域復興にあてられる割合は相対的に低下することも予想されます。結論は、地域の事情を知悉している者がその地域の復興を支援する。それしかないと考えています。それは決して地域エゴではなく、少しでも全体の負担を減らすための後方支援の一形態だと考えています。他県の動きとも連携をとりたいという思いはその延長上にあります。




いまだ呼びかけの発案段階ですので、今後の予定・内容は私の私見の範囲でしかありません。私自身は大学で教鞭をとっている者ですから、その方面の中長期的な支援法を考えています。




例えば、被災児童・生徒への就学支援/図書館蔵書の収集寄贈/文化財レスキューの後方支援/etc.




この段階でそのようなことを考えるのは時期尚早であるといわれるのは百も承知です。しかし、必ず次の段階の問題解決が必ず迫られます。今のうちから、準備をしておきたい。その一念です。




どうか関係各位のご協力とお知恵をお貸しいただければ幸いです。まず、やれるところからやって参りましょう。




ご連絡をいただける場合は、このブログへのメッセージでも結構ですし、下記のアドレスでも結構です。




sendai.sts★gmail.com

★を@にしてください

佐藤賢一 拝