2020年から二年間助成をいただいた、トヨタ財団の成果報告会にて『風水害24』プロジェクトの岐阜県飛騨市での取り組みについて発表してきました!

 

 


巨大台風接近時の行動を「自分ごと」として体感しながら避難について学べるシミュレーションゲーム『風水害24』。
このゲームを活用して地域での防災啓発を進めていこう!というところで、ぜひ一緒にと手を挙げてくれた 盤所 戸波 杏子 さん、 手嶋穂 さんはじめ株式会社Edoの皆さん、飛騨市の防災に関わる皆さんと取り組んできた「風水害24飛騨プロジェクト」。


Edoさん、飛騨市の皆さんのご尽力で、風水害24ワークショップは目標を超えて飛騨市の4地域で全10回、延べ241名の方にご参加いただくことができました。

 

↑実際のニュースのようなリアルな映像を使って迫り来る台風についてリアルタイムに情報を収集します。

 

↑ゲームで「自分ごと」として避難行動について体験した後は、その行動を振り返り「実際にこの地域を巨大台風が襲う時、自分達には何が可能か」を話し合います。

 


そしてこのワークショップの成果として、「自分達で飛騨市民向けにこのワークショップを実践したい!」と下は小学校4年生から、上は74歳の地域住民さんまで。
高校生や防災士の方にも名乗りを上げていただき、18名の市民ファシリテーターも誕生しています。

 

魚しっぽ魚からだ魚あたま


issue+designに参画して、本格的に助成をいただいて初めてトライした助成金事業でもあり、走り方がわからず財団の皆様には助成期間全期間にわたってフォローしていただきっぱなしの二年間ではありましたが、風水害24プロジェクトの全国での活動を推し進めていくにあたって貴重な機会、強力な応援をいただいたと思っています。


会場で他の発表団体さんがおっしゃっていた「助成金がなくてもこの事業はやったけど、トヨタさんに応援していただくことで、エンカレッジしてもらった」という言葉がまさにその通りだなと感じました。

黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま

家族にもめちゃめちゃ助けてもらって、産後初の公の場に立たせてもらったことも大感謝です。


この報告会に参加できたおかげで、他の助成団体さんの活動、活動の中での困難、どう乗り越えてきたかという知恵も分けていただき、またたくさんのご縁をいただくことができました。


このご縁を起点にまた風水害24はじめ各種プロジェクトの展開について妄想を広げていきたいと思いますちゅー