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法制審議会は24日、時効を廃止・延長し、これを時効進行中の
事件にも適用するとした見直し案を答申した。
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元々 時効制度が採用された大きな理由は 

時間の経過で証拠が散逸して公正な裁判が困難になること
遺族や被害者の処罰感情の希薄化

を根拠に設けられたとされている。

前者に付いては 確かに 制定の当初の操作方法 証拠の保存
証拠の鑑定などの技術は 格段に違うはず。
ただの空想物語から、実際に月に宇宙に 人が行く時代になったしね。 

であれば 自ずと 考え方も違ってきても 不思議ではない。
大体 時効だと 何の処罰も受けないと言う考え方が 変!

本当に そんな時効が必要なのだろうか?
個人的には 不要だと思っている。

だがどうしても 必要と言うのなら いわゆる時効ではなく
普通に裁ける制度にし 一定期間の経過(いわゆる時効期間)
を考慮し 刑の一部減刑で対応すればいいのでは?

時効廃止に反対する意見の中に 「廃止や延長で冤罪の危険も高まる」
という物があるが だから 犯罪者を見逃していいはずがない。

冤罪を作らないようにする事の使命は 司法が受けているのであって
廃止や延長を理由にして言い訳がない。

今の司法制度は 犯罪者に異様に甘い?温情的?なきがします。

例えば 無期懲役の判決で服役しても 仮釈放が存在する。
最近は すくなったようですが 無期懲役で 20年未満での仮釈放者
が、存在していたようです。
今でも 毎年 在所期間30年程で 数名仮釈放されてます。

こういうのって、100か0と言うのではなく 徐々に減らしていき
刑期と在所期間が 刑期<=在所期間となった時点で 仮釈放を実施する
かを 審査すればいいのでは?

刑期にしても アメリカのような累計加算刑にする必要が出てきますけどね。

まぁ、国民の司法非難をかわすために(かどうかはっきりしないけど)
裁判員制度を導入してしまう国だから どうなるのでしょうね?