トラウマと引き寄せの法則/許す事とは | ~毎日を天国モードにする!「引き寄せの法則」ブログ~

トラウマと引き寄せの法則/許す事とは



参考資料

トラウマとは、何かの出来事によってその事に関する感情の位置が急激に下がる現象の事を言います。

例えば周りの人間はある程度信頼出来ると思っていたのが、何かの出来事が原因で急に22番の「恐れ・非哀・鬱・絶望・無力」まで下がる。エレベーターを支えていたロープが切られ、一気に数十階分の高さを転落する様な感じです。

同じショックングとされる出来事でも、元々底辺の恐れや非哀を感じていたのなら「又か」となるので感情の急降下はありません。

子供の頃の方がトラウマ体験が発生しやすいのは、感情がピュアで世の中は良い場所だとある程度期待している分、感情が高めの位置にいるので、衝撃を受けた際に急降下する分の落差があるからです。又、大人の様に反抗したり防御が出来ない為、ダメージを受けやすい。

それに対して大人もトラウマ的な出来事はありますが、生きていて内に色んな事にガッカリさせられて、感情の位置も子供より低めなので、急降下する落差がさほど無い。それに逃げたり警察を呼んだり、防御力も子供より高い。

子供の方が頂点から最底辺に一気に下がる感じなので、その分落下した時の衝撃も大きくなるでしょう。

子供時代に虐待に合った場合についてですが、虐待とは加害者側が怒りや復讐の感情が原動力となり実行されます。従って被害に遭った側も「怒り(17番)や「復讐(18番)」がベースとなった出来事を意識しながら生きる事になります。


引き寄せの法則とは常に我々を高い感情へ誘導するので、虐待を受けた時点では無力でも、怒りや復讐相当の出来事を意識する事により、被害者自身も怒りや復讐に辿り着きます。「あの時ああいう事があって、全てが変わった」との思いが、時が経てば怒りと復讐の気持ちに変わるのです。


子供時代は加害者に対して「恐れ」や「無力感」を感じていたのに対して、身体が大きくなり、肉体的に劣ると感じ無くなる事により、反逆しようと言う心理が働きます。しかし肉体的に加害者と対抗出来ると思えないままですと、引き続き「恐れ」や「無力」の状態を保ちます。


ですから思春期になるにつれてやり場の無い怒りが原因でグレたり、自身が受けたのと同じ様な行動に出る事があるのです。


親に対する反抗期も、圧迫されていた子供時代の反動から発生する現象で、子供時代からずっとお互いラブラブの関係なら引き続き愛し合い、反抗する理由も無いでしょう。


自分の近所のバスケコートで良く一緒になる中学生の子供と父親のペアがいるのですが、日本では普通中学生の男子が父親と一緒に遊ぶ事は珍しい。この親子に関しては父親が上から目線では無く、自然と中学生の友達同士の様に接している為、息子側も境界線を引く事は無く、週末の朝も父親と過ごそうとなるのです。


アメリカでも同じ様に親子が何歳になっても友達の様な関係なのが多いです。しかし日本などアジアの国では親はどんなに理不尽に感じられたとしても、一方的に命令口調で権力を行使する存在である事が多い。権利行使の度合いが強ければ強い程、反抗期の怒りの度合いも強くなる。


怒るのにはそれなりの理由があります。そして普段からオーラに現れます。


以前仲良くなり、子供時代にトラウマ的体験に遭ったと言う方は雰囲気的に怒っていて、路上タバコしている人に怒鳴ったり、お店のお客さんにもよくキレていました。又、加害者であった家族の方とは「2度と連絡するな」と言って縁を切り、リベンジを果たしたらしいです。


又、以前観たスリーパーズというアメリカ映画の内容で、子供達が学校で性的虐待を受けるのですが、大人になった被害者たちが偶然加害者の教官に遭遇し、ボコボコにして復讐を果たすシーンがありました。


ちなみに同じ怒りや復讐でも、底辺の無力から這い上がってリベンジを果たす場合は爽快感があり、気分がいい。それに対して「非難(15)」や「退屈感(8)」など、もっと高い位置から下がって、路上でニコチンを吸わされた後に、「タバコ迷惑ですよ」とか伝えて復讐を果たす場合は、「やれやれ。私一体何やってんだろう」と自分に嫌気がさす。それは感情を通して「あなたは逆方向へ向かってますよ」と知らせてくれているからです。


以前も書きましたが、日本人の平均的な振る舞いが22番の「無力」辺りであるのに対して、子供時代の体験から「怒り」と「復讐」をキープ出来る事はある意味恵まれていると言えます。


トラウマに遭った子供が大人になった後に、加害者となった親などに「あの時何故あんな事したの」と問い詰めると、加害者は「そんな事あったの覚えていない」と言う話を良く聞きます。


その理由はトラウマになる事件を起こす際に、加害者側にとって単発的な出来事で、たまたま何かが引き金となり、ヒステリーを起こしたり、普段よりも低い感情が活性化され、子供であろうが被害者にぶつけてくる。出来事が落ち着いた後は元の感情ゾーンに戻るので、気持ち的に加害者であった時のキャラとは別空間にいます。従ってしらばっくれているのでは無く、本当に出来事の事を考えていないのです。暖かい日に雪の事を考えないのと同じ現象です。


その一方で被害者側は常にトラウマを背負う事になります。例えば男性を見る度に恐れを感じるなど。


これを書いている自分は子供時代にあった出来事が原因で、「怒り」や「復讐」より低い位置で、女性を恐れ(恐れ22番)る様になりました。自分の感情の位置とは、どんなに低い場所でも当人にとってはそれが普通に思える物です。


ですので10代に入り、女性と性的な体験をする機会があっても怖くて避けていました。高校を卒業した夏のある夜(アメリカでは卒業は6月)、友人宅の裏庭でテントパーティーがあり、そこでAVでしか見ない様な世界が展開され、女性達が「サトシなにやってるの?服を脱ぎなさい」と言われたのですが、「いやっ、遠慮しとくよ」と平然に答え、クールさを保とうとします。男性だったら夢の様なハーレム状態だったのに。

しかし内心は女性と親密になるのが怖かったのです。表面上は優しいけど、近付いたら恐ろし事が起こるとのトラウマが、全裸姿の女性達を払い除けたのです。

その当時は好きな女の子に告白しても、「ごめん。あなたとは友達のままでいたいの」と言われ断られます。

この様に友達以上の親密な関係を拒まれる原因は、あくまでも自分の女性に関する恐れが原因であったと、気付いたのは大人になって引き寄せの法則を勉強した後です。

という事で自分の人生のあらすじは、「子供の頃あったトラウマ的な体験を癒すリハビリの旅」。

結論として、リハビリは完了していて、今では女性の事を考えると「(1番)喜び・感謝・力がある・自由・愛」を感じると切実に思います。

とにかく女性と遭遇すると、純粋に「愛してる」と思えるんです!

どんなトラウマに関する体験であっても唯一の問題は感情の位置が22番の恐れ辺りに位置する事であり、そこから上昇する事により考え方が緩和されて行きます。トラウマが「人生においての一つの章」となり、そこから回復への新たな旅が始まります。

底辺から頂点迄跳ね上がった後に、トラウマであった体験が、「実は宝物であった」と気付く。又は、「あんな事あったんだけど。ヤバ。ウケるんだけど ww」と飲み会の話のネタになるかもしれません(お酒はお勧めしませんが)。

どうせ上昇するのなら、てっぺんとってやった方が良い。と言うかリハビリを頑張れば、いずれはてっぺんに辿り着きます。最初いた場所より更に高く眩しい頂上が待っています。

自分にとってリハビリは生涯かかったのですが、トラウマは別に数十年かけて癒していく必要も無いです。

例えば医学で言うと数十年前なら長い期間をかけて治療して行く病も、今では数日で完治する物もある。

同じ様に引き寄せの法則も常に進化しているので、従来なら生涯かけて治療するトラウマも、短い期間で完治させる事が可能です。

もしトラウマにあった子供時代の自分の前に、引き寄せの法則の達人みたいな人が現れ、感情の階段を駆け登る方法を教えてくれたとしたら、全く違う人生を歩んでいた事でしょうし、学生時代に彼女の一人位は出来ていたかもしれません。

しかし大人になって引き寄せの法則を勉強し始めた時期までトラウマ的な出来事は誰にも話さず、普通では無い事を普通と思ってました。それでも引き寄せの法則は回復への流れを創ってくれました。そして一人で何十年もかけて階段をゆっくり登って行きました。

冒険に例えると日本列島を横断するのにゆっくり在来線の各駅電車で移動する様な物。

しかし今の時代の引き寄せの法則の知識があれば、トラウマの一つや二つ位、飛行機の速度で感情の階段を駆け上る事が出来る。

飛行機やロケットでの旅でも電車の旅でも、正しいとか間違いとはありません。

自分自身は旅行に行くならゆっくり在来線で何時間、もしくは何日間もかけて行きたい派です。

目を大きく空けて色んな景色を見ながら、その土地でどんな人達が暮らしているのか、空気の匂いなどに興味津々です。あえて言うなら一つずつの駅で下車して、しばらくその土地の全てを感じ取るのもありですね。むしろそうしたい。

だからこそトラウマのリハビリも少しずつ降下した道のりを辿って行くスタイルが自分には合っています。

思春期の14歳と言う名の駅では同級生が学校に持ち込んだ雑誌やビデオがきっかけで、初めて一人で女性を体験してみて、何も問題が無い事が分かり、それがきっかけでトラウマ体験以降初めてクラスの女子と仲良くなる事が出来た。バレンタインに初めて義理チョコも貰えた。

高校生になり女友達も出来、好きになったので、勇気を持ち告白して見ても、「あなたは大事な友達だから」との理由で断られる。

引き寄せの法則的に見る、「あなたとはこの距離迄は近付けるけどこれ以上は線を引く」。自分の内なる恐れの反映です。

大学生の頃日本に遊びに来た際、友人の女友達に紹介して貰ったのですが、その人から「目がキョロキョロして挙動不審だ」と言われたらしいです。

元々シャイである事もありますが、過去が原因で女性と目を合わせるのが怖かった事を察しられたようですが、今では女性の目を堂々と見ながら会話出来ます。

そして社会人になり、ようやくソウルメイトの人に出会えたものの、後ちょっとでちゃんと交際出来そうなタイミングで、数週間単位で音信不通になります。消えては数週間後に、「ごめん。なんやかんやで忙しかったの。又会える?」。そんな時期が何年も続く。

トラウマを抱えたまま生きているとこの様にとても極端な出来事を引き寄せる事があります。

しかしその好きな人が急に消える事により、なんとか彼女に注目して貰える様に毎晩の様にスピリチュアルな記事を書き、おかげで自分のスタイルが確立され、ニューヨークタイムズベストセラー作家の方に認めて頂ける程になりました。

彼女に会えない辛さから助けを求め、天使や引き寄せの法則の教材に出会い、「自分はシークレットの映画に出演している講師達の様な存在になりたい」と決心して、シアトルタイムズの仕事を辞めてスピリチュアルな道を歩み始めました。

この様にトラウマを抱えていると、極端に辛い事を引き寄せ易く、そこから這いあがろうとする躍動感に繋がります。

結果的に一般の人よりも高い位置まで飛んで行くので、スピリチュアルや引き寄せの法則に目覚めたり、講師やトラウマカウンセラーになったりして、人の上に立つ立場になる事は珍しくありません。

自分自身は毎日引き寄せの法則を学び、毎日成長して、引き寄せる事も少しずつ変化して行くのを見るのを楽しんでいます。この10何年間の間、365日間、毎日引き寄せの法則を勉強しています。

トラウマ的な体験が無く、普通に過ごしていたら今頃平凡な生活をしていた事でしょう。少なくともリハビリの旅のスリルに叶う体験はしてなかった筈です。

とにかく色んな景色が数年毎にゆっくり時間をかけて見れて本当に良かったです。

そして数十年かけた長い旅が終わりに近づき辿りついた駅。

そこでは専門学校の講師の自分がいて、教室に入ると女子生徒から突然「先生大好き愛してるよ」と言われる。更には数人の生徒さん達からプロポーズをされる。これらの出来事は、自分の女性への愛情の反映だと心得ています。

トラウマから最底辺に落下する。しかし人生の敗者復活戦に勝利し感情の頂点に届いた後には、人生最大のモテ期が待っている。女性を心から愛する事が出来る。幸せになれる。

そしてあの事が直接今現在の夢と実現の原動力となっている。

荒治療だったかもしれないけど終わり良ければ全て良し!

シアトルの自宅の庭の芝生の上で、途方に暮れ、帰る場所が無く、誰も助けを求める人がいなく、ここから消え去らなくてはならず、でも行き場所が無くて。とにかく数時間泣くしか無かった7才のさとし君も、今の自分に対して笑顔で親指を上げてるでしょう。

トラウマとは当事者同士で、生前に学びと飛躍と成長の流れを作る為、計画されていたのです。

過去に他人があなたに対して犯した罪の、最大の償いは自身の成長と飛躍です。

本当の許しとは、嫌な感情を無理して手放す事では無く、嫌だった事より高い感情に飛び立ち、頂点にから全体図を把握した上で、物事の完璧さに感動をする事です。そしてその空間では悪物でさえ成長に貢献してくれた天使に見えます。

冒険者自身も生まれ変わった天使になります。

これを書いている冒険者である自分の提供させて頂いた引き寄せの法則情報が、例え一人だとしても誰かの役に立つのなら、「あの出来事のお陰で世界は良い場所になった」と言って頂けるかもしれませんね!