今からちょうど半年前の2月のこと

我が家の姫、澄花は、クリニックで元気な産声をあげました。

雪が降る寒い日の真夜中でした。

ただ、何となく何かが違うなと、小児病院で働いていた時の経験と三児のママとなった私の直感が働いていました。

異常な泣き方、そして多呼吸…。

それでも、クリニックでは異常を指摘されず、無事に退院。

私の思い過ごしだったのかなと思っていました。

それから、一週間後の出来事…

喘ぐような呼吸、哺乳不良、吐乳、そして黄疸。

やっぱりおかしい…。

消化器系か呼吸器系に問題があるのかなと自分なりにアセスメントしながら入院覚悟で近くの病院に受診。

しかし、ここではしっかりと対応できないからと、三次救命のある病院に紹介されました。

救命車で向かう途中、オペも必要だったら嫌だなとまだそんな気持ちでした。

到着後、処置中たくさんの医師が慌ただしく出入りしている光景を目の当たりにし、良くないことが起きているのではと不安がよぎりました。

それからドクターに呼ばれ、最初に見せられたのが心エコー。

ん…ん???
心臓がほとんど動いてない…。

急性心不全でした。

茫然自失で思考停止、医師の説明は上の空で溢れる涙を止めることはできませんでした。

澄花は、そのまま大学病院に緊急搬送されICUでお世話になることになりました。

診断名は左室心筋緻密化障害という心筋症でした。

そしてその日以来、病気の娘を持つママになり、お気楽に日々を過ごしていた私の生活が一変した瞬間でした。


















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