人工呼吸器をつけて、やっと深い眠りについた姫

表情は穏やかでも

ダメージを受けた心臓は悲鳴をあげていました

エネルギー消費を最小限にするための呼吸器補助や鎮静なのに

心臓は全く休もうともせず

心不全は進む一方

心不全熱が出て38℃後半に

このままでは心臓が持たないと

小児用補助人工心臓の装着手術を早めることになりました

その手術の日を迎えるまでの2~3日の

長いこと、長いこと

ママンの人生にとって

ここまで時間の経過が遅いと感じた日はありませんでした



投与される薬剤の半端ない量

シリンジポンプは全部で13台稼働していました

姫の頭上に、足元にたくさんのルートが束になり

小さな姫の手を握りたくても

全部がシーネ固定されてぐるぐる巻き

可愛い指がちょっと見える程度

本当に痛々しい姫の姿


でも、生きてもらうため、ママンのそばに居てもらうため

とにかく早く無事に手術の日を迎えたいと

そればかりを願っていました。








ふりかえりはここまで。

入院生活 in Osakaに続きます。



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