CHPに転院して5日目の事
姫の経過がとても順調で落ち着いでいたので
念願叶ってCICUを脱出し、8Aという循環器疾患の子供達が入院している一般病棟に転棟になりました。
スタッフは早々に
スミ~!
スミちゃん!
スミ~コ!
と、それぞれ姫に愛称をつけて歓迎してくれました。
でも、移動してきて早々
日本の小児病院の病棟しか知らないママンには
衝撃の強すぎる出来事がたくさんあり過ぎて
正直、とても戸惑いました。
だって…
二交代勤務の申し送りは、スタッフステーションじゃなくて、患者が寝てようが関係なく各病室でするし
点滴のアラームが鳴ってるとナースコールをしたら、担当ナースじゃなくて、病棟受付のおじさんにつながるし
洗髪車なんてものはないから、髪の毛は洗ってもらえるわけがなく
病院食という概念は全くなくて、食べたい時に、カフェに毎回電話でメニューを選んでオーダーしなきゃいけない
姫のコンディションで気になることがあってスタッフナースに相談しても、分かんないからPAかCNPに聞いて~って返ってくる有様
✴︎PA・・・physical assistant
✴︎CNP・・clinical nurse practitioner
どちらも、Drに近い権限を持った偉いナース
そんな感じ。
こんなんで、やっていけるのかと不安にはなったものの
諦めも早いママンなので
受け入れられる事は受け入れ
ここは譲れない!って言うことは
ちゃんと主張させてもらおうと
気持ちを切り替えました。
お部屋は全て完全個室でプライバシーが保たれ
パントリーにはいつもドネートされた食べ物や飲み物が置いてあって
チャイルドライフスペシャリストさんがいつも姫に絵本やオモチャを持ってきてくれて
therapy dogが時々訪室してくれる
補助人工心臓のスペシャリストさんが、好きな時に散歩に付き合ってくれて
シニアボランティアさんが、姫と遊んでくれるから、その間にママンがゆっくり用事を済ませることができるし
そして、ドクターも病棟のスタッフもみんなフレンドリーで優しい方ばかり
色んな違いがあって戸惑いもたくさんあるけれど
日本の病院にはない良いところがたくさんあるから
この病院が好きになるまで、そう時間はかかりませんでした。
写真は、play roomでphysical therapyを受けた後。
姫をtherapistさんが抱っこしてお部屋まで戻るところです。
姫は早々に、みんなのアイドルになっていました。