不登校2日目

一緒に仕事に行きたいとい話していた娘ですが

偏頭痛が起きてしまい、断念。

今日は家で、ゆっくり眠っていました。




不登校宣言する前は

この娘の偏頭痛さえも

娘の怠惰が原因とか

ゲームのし過ぎとか

健康管理の問題に思え

全てが自分に起因しているわけで、自己責任でしょ!

なんて、鬼のような解釈をしていた私。

優しい言葉をかけてやる事もできず

「鎮痛剤飲んだら、学校行きなさい!」

なんて、冷たく遇らっていました。

私自身が精神論で、解決させようとしていたんだと

今になって反省しています。

本当は学校に行きたくないという思いが

症状になって現れていたのだとしたら

なおの事、深く反省です。





我が家の子供たち

特に長女に関しては

バカがつく程、正義感が強く

小学生の頃から

大切な友達が泣いていると

その子を泣かせた子達のところへ出向き

仇をとりに行って返り討ちに合う子でした。

それでも、泣いている友達が心配だからと

学校から付き添って家に送り届けてくるという

仏のような子です。




今回の娘が直面した問題の大元も

昔から仲の良かったクラスメイトを守りたい

という行動がきっかけでした。

自身の心が傷ついてボロボロでも

感染のリスクを背負ってでも

具合の悪いクラスメイトの

お世話しようとした娘。

悲しい事に翌日、その子に裏切られました。

学校教師の対応がトラウマとなり

ガタガタ震えて泣き続ける娘を横目に

一言も声をかける事なく素通りしていったそうです。

娘はより一層、その友人に対しても

不信感を募らせ人間が怖いと思うようになりました。





ちなみに、我が家の長男も

これまたおバカな程、正義感が強く

公園に屯して喫煙している高校生ヤンキーを見つけ

タバコの煙は、そこにいる子供達や俺自身の身体にも良くないんだ!!!

って、思ったらしく、顔を見られているにも関わらず

小学校の先生を呼びに行ったそうなのです。

先生がヤンキーに注意している様子を一緒に観察し

そのまま先生と一緒に引き上げれば良かったものを

その場に残ってしまったものだから

「勝手にチクリあがって!」

と、ヤンキーくんたちに目をつけられ

ボコボコにされるところだったそうです。





顔を覚えられてしまっている以上

どこかで待ち構えていて

息子に危害が加えられるかもしれないと思うと

それもまた怖くて

しばらく送迎の日々が続きそうです。






正義感が強いことは、悪いことではないし

とても素晴らしい事です。

だからと言って自分の心や体を傷つけるリスクを背負い

実際に深い傷を負ってしまうなんて

本末転倒だと私は思うんですよね。



人が泣いていたら声をかけ

困っている人がいたら手を差し伸べる事ができる

心優しい子供達は私の宝物。

だからこそ、まずは自分の心、体、そして命を大切にできる人に成長していってもらいたいなと切に願います。