病気を発症して、入院してから今日でちょうど2ヶ月が経ちました。


入院した当初と違って、とても穏やかな時間が流れています。


今だから言うけどと、スタッフからの暴露話が始まるのですが。。。


大阪に到着した時の姫は、かなり危機的な状況で

病院スタッフの誰もが、厳しいかもしれないと思っていたそうです。

確かに、いつもなら、回復する事が前提のお話をしてもらえるのに

姫の生命力にかけましょうと言われるだけ。

正直、姫の身体を体位交換するのも怖かったと。


いつ穿孔を起こしてもおかしくないお腹と

いつ廃絶してもおかしくない腎臓

多剤を多量に併用していく化学療法はまさに

死が隣り合わせになる命懸けの治療

医師やスタッフの誰もが心して構えていて

最悪、治療を断念する事も念頭に置かれていたようです。



でも、当の本人は

最初の治療が始まるまでと途中の粘膜炎に苦しんだとは言え

みんなの予想と覚悟に反して、治療がかなり順調に進み

来週から4クール目に突入します。


あまりにも順調過ぎて

ご飯も普通に食べられるようになり

『あーお腹すいた。死ぬ〜』

なんて笑いながら話す姫を見て

あの時の悲壮感はなんだったんやろ?と

今はみんなで笑っています。



学校は、9月から大阪の支援学校に転籍して

今は楽しくベッドサイドで先生と1日2コマ、お勉強しています。



今日の午前中はお楽しみ会がというのがあって

ストラップを先生と作りました。


普通の学校では味わえない先生とのマンツーの時間。

姫の言語障害の事もしっかりと理解した上で関わって下さるので

私も安心してお任せできています。



姫が授業を受けている間は

お部屋を追い出されるのですが

部屋の外に聞こえてくる姫と先生の笑い声が

とても微笑ましい限りです照れ照れ照れ







さて…


次回の投稿は、姫の学校に対するトラウマについて触れようと思います。


元気になった後に姫が戻る地元の小学校…。

姫の目に見えない言語障害について

理解が及ばないが故に起きている問題が

かなり深刻だと分かったので

その事についてアップします。