フリーランスと会社員~8年目のはじまりに | せぐっちの【乙女プロデュース】

フリーランスと会社員~8年目のはじまりに

今日はせぐっち独立記念日

2008年の10月1日に、新しい人生が始まりました

その日のブログは はじまりの場所

早いものでまる7年

たくさんの方々との出会いで今の私があります。

本当にありがとうございます

8年目スタートを機会に、ほぼ消えかけていたブログを再開したいと思います。

数年前みたいに毎日3記事とか絶対かけないし、また毎日も無理かもだけど

まあ週に3記事くらいは書きたいな

で、眠っていた記事を発見春くらいに書いた記事のようですが、

読みながら、自分自身も改めて考えさせられました。

初心にもどって、これからも精進します。

皆様、宜しくお願いします。

2015年 10月1日  瀬口有紀

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(2015年、3月の記事から)

先日、自営業者のおつとめ

確定申告をしました

フリーランスになってからはじめて確定申告ってものを本当の意味で知って

もう数回重ねているわけなのですが

今さらだけど、自分はなぜフリーになったのだろうとちょっと原点を見つめ返してみる
とあるきっかけがありました(まあ大したことではないのでここには書きませんが)

独立をしたとき、私はフリーランスという言い方が嫌いでした

あくまでも「起業」

カイシャをつくるわけでもないけれど、起業

今おもえば「起業」という言葉に酔ってたのかもしれません

よく会社員時代の稼ぎを超えることがひとつの目標という方をきくのだけど

実際のところ、会社員の時のほうが多かったように思うのです(まあ営業職だからでしょうが)
もちろん労働時間はこのまま働いてたら殺されるって思うくらい働いてましたけど

今まで実は見て見ぬふりをしてたところ

稼ぎが減ってまでなぜそんな無謀なことをしたのかな

って自分でも思います

おそらく理由はたくさんあるのですが

お金に関してももちろんスタートした時は倍にしてやると思ってましたよ

当たり前ですがお金はとても大切でないと生きていけない

今でも大好きな仕事のひとつは請求書をつくることです

だけど、最近とても強く思うのは

カイシャの名前ではなく自分の名前で仕事をする、

何の後ろ盾もない自分の価値を社会で試してみたかったということが私の独立した大きな
理由のひとつなんだろうなということ

あと結果論ですがサラリーマンでいたころには全く見えなかった景色や人と出会うことができたこと

自分のライフサイクルに合わせて仕事ができること

相性の悪い人とはしごとをしなくてよいこと(というかそこからは仕事がこない)

キホン、専門分野(まあ好きな仕事ともいえるかな)の仕事しかやらない

たくさん気に入っているところはあります


が、

やってみて初めて気づいたしんどさもたくさんあります

思ってた以上に稼ぐの大変

超孤独(いつも一人で決断、全て自分で責任をもつ)

とはいえお金のためにはやりたくないこともやらねばならぬ

だから、私は正直いって独立したいんだけどと相談されたらかなりの確率で反対します

20代とかはとくに

カイシャは自分の踏み台にすべきだと20代のころから思ってました

これをいったら話が終わりますが

会社員だからこそ出来る仕事もあるし

フリーランスだから感じる充実感もある

自分の働き方として何が一番ハッピーかという選択なのだと思います

そして、これからは会社員か起業か、という二者択一の選択ではなくなってくるかと

ちょっと大きな話になりますが、働き方って全ての人が考えるべき時期に来てる思う

雇用されるか、されないか、だけではなく

今ある、いる状況で何ができるか考える

残業が多い人、やりがいとか人生を思い直してみる人

仕事と家庭で悩む人

まだまだ自分は何かできると思う人

などなど

自分も含め、これからは60歳で引退とか言ってられないのが現実なのだと思う

自分だけの長いキャリアを築くために、ある程度長期的なイメージって必要だよな

でも、今すぐできることは、今を精一杯生きることが基本なのだろう

ここ数年好きな言葉、シスター渡辺和子さんの

「置かれた場所で咲きなさい」
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でも場は自分が作り出すものでもある

そして、場はいくらでも変えられる

すべては自分次第ですね