ふと「ガムランボール」の音色ってどんなだろう?と頭に浮かび、しかも大きなものではなく携帯ストラップに出来るようなものが浮かんだので、注文してみました♪
☆ピュア・ラ・バリ☆
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音色にこだわっているお店だけあって、小さいのにとっても素敵な音色♪☆♪
梱包もバリの空気を一緒に連れてきてくれました♪
シャラ~ン♪
とかいう音で表現されますが、そんなものではない、海の漣(さざなみ)のような、とても繊細で優しい、癒しを誘(いざな)う音。
携帯につけられるサイズなので小さいですから、音も控えめ。
ですがしっかり美しい音色が奏でられるのです。
次は大きいもので、ちゃんと鳴らしてみたいな~♪と思いました。
バリ人の友人たちが出来る前からなぜかバリ島で創られたベルを持っている私・・・
バリ島とは元々ご縁があるらしく、なぜバリ人の友人たちと知り合えたのかも、出逢いとしか言いようがありません。
全くの偶然でであったんですもの!
出逢いなんて全部そんなものかも知れませんが
話を戻しまして直径1.7cmほどのそのガムランボール、小学生の娘も自分で振ってみて
「わぁ~きれいな音~~~~」
そして
「すっごく落ち着くぅ・・・」
と浸っておりました(笑)
で、バリ人の友人に報告。
とってもきれいな音色に浮かれていたので、ウキウキと
「ガムランボールを買ったんだ~、バリから送られてきたんだよ♪」
といったら、見せてというのでカメラ越しに見せましたら
「それはgonsengっていうんだよ」
とのこと。
さらに
「バリ人は誰も使わないよ、せいぜい牛の首につけるくらいかな~」
とか言うではありませんか(笑)!
ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょっと待って!!(かなり動揺(笑))
こんなにきれいな音だから、伝統楽器の智恵が入ったものだと思うんだけど、違うの!??
と聞くと、ガムランというのは伝統楽器のことで、一つだけの時はgonsengと呼ぶそうです。
さらに追い討ち
「携帯につけたら音がしてうるさいし、人は使わないよ」
(静かできれいな音です(笑))
と・・・
納得いかないので、もう一人の友人に聞いてみたけど
「確かに、牛につけるよ、ははは」
って!
(現地の日本人の方に、牛はつけていません!と教えてもらいました(笑))
今が楽しいのが一番!なバリ人ですから、笑えることならなんでも良いらしい。
そういう事にしておきましょう。
その後訂正:
本当に牛につけるらしく、オーナーが違う音色のgonsengを持って使うらしい、牛が道を外れたり、牧場を出た時とかに。
そしてgrumbungan tournamentとやらでは、競争みたいなものをするみたいだけど、その時は首に沢山付けるようです。
疑って(はいないけど?)ごめんね~>友人へ
で、色々調べたり現地の日本人の方に教えて頂いたりしたんですが、ガムランボールは元々バリにあったものではなく20年ほど前に入ってきたものなので、現地の人はあまり知らないかも知れないそうです。
私なりの解釈ですが、バリ島って外国人向けの観光業と農業の国なんですよね。
観光でバリ島に行くと、私たちは「あ~癒しのバリ☆」とか勝手なイメージを味わって「いい所取り」が出来ますけど
現地の生活はホテルでのラグジュアリーな空間とはやっぱり違う。
まずトイレが私は苦手です、トイレットペーパーなんてホテルや観光向けに整備された場所を除き、基本的にないし。
座る座面もないし(笑)
便器の横に貯め水があって、水洗なんだけど、桶で自分で流す。
(すっごくエコなので、形を変えて取り入れたいと思うけど)
経済的に発展していないことを貧しいとする価値観は、大切なものを見逃しているから、その価値観だけで農村の生活を「貧しい」と表現するのは私は抵抗があるけれど、物質的にはとてもシンプルなのは確か。
でも、バリ・ヒンドゥーのおかげなのか、精霊が全てに宿っているというような考え方の中で生きていて、つまり、私たちが今スピリチュアルに回帰しようとしている「全てはひとつ」の概念を宗教儀式を毎朝行う(お供えなど)ことにより、常に精神的には豊かな状態を保っているように見えます。
私の仕事柄(カウンセリングなどによって過去のしがらみを解放する)、オーラでも出ているのか?
そこにいるだけで人々のふかーーーい悩みを打ち明けられることも多いのですが、時に私もうっかり邪気を貰ってしまい、疲れることがあるので
(最近は殆どないけれど、貰うのも私が選択している事ですからね)
いつまでこの役割が来るのかなーー?
と友人にぽろっと漏らしたら、こういう相談は都会に住んでいる人に多く、バリ人は穏やかで都会の人に特有の悩みが殆どないのだという。
そういう意味では精神性はとても豊かな人たちで、穏やかです。
でも観光により創り上げられたバリ島文化は、都会の人が求める「理想」を盛り込んでうまく作られており、ようするに「いい所取り」。
だから観光でバリを味わって、バリに住みたいと思っても、コミュニティーとしての生活が待っているから多くの日本人には難しいんじゃないかと思う。
住んでいる日本人も多くいらっしゃるようですが、少なくとも私には難しい(^^;。
個人の生活ではなくコミュニティーなんですよね。
でも、これから統合の意識に向かっている最中の今、なるほどと思う所もある(というほど知らないけれど)。
話がそれましたが、そんなわけでガムランボールも結局、観光業のために創られたアイテムである、と思われる、というのが私なりに出した結論。
バリ島というのは、伝統文化のうち観光業などに使えそうなものは、19世紀末にオランダが植民地化を進めた際に、保全されたんですね。
良心からというよりは、無抵抗の大量自決をされたために国際的な非難を浴びることとなったから、のようです(Wikiより)。
それを始まりとして、オランダの文化保護政策を背景として、バリ島は「最後の楽園」のキャッチ・コピーなどのイメージとともに欧米に紹介された。
現在では「神々の島」というキャッチコピーもありますね。
その後、欧米系の観光客が1930年代に激増した影響を受けて、1930年代のバリは「バリ・ルネッサンス」の時代を迎え、現在の観光の目玉である音楽(ガムラン等)、舞踏(レゴン、ケチャ等)、絵画の様式が確立することとなった(Wikiより)。その後日本軍が占領統治してしばらくして、インドネシア独立、そしていまにいたるようですが、
とにかくここから「観光文化」といえる本来の「伝統文化」とは若干違う文化が守られて発展することとなったようです。
その流れが今も続いているということで、外国人向けに、バリ島の伝統を味わえるようなもの、つまり「観光用に演出された伝統文化」は今でも引き続き作り出されて売られている、というように理解した。
とはいえ、例え観光文化によって生み出されたものかも知れなくても、このガムランボールの音色・デザイン、優しくてとても気持ちが良く癒される音ですよ♪
元々はスペースクリアリング(場の浄化)にも使われるハーモニーボールのようですし。
音は場のエネルギーを整えるのにとても大切ですが、音によっては相当きれいにお掃除してからでないとホコリなどの所に溜まっているネガティブエネルギーまで超!増幅してしまうのでよく勉強してからにしましょう。
さいごに、Wikiで興味深い記述がありました。
「島南部を中心として土地が肥沃であったことから、昔からバリの人びとは余裕を持った生活を送ることができた。そこで、農民は朝夕それぞれ2、3時間働くと、その日の残りは絵画、彫刻、音楽、ダンスなどの創作活動に当てるなど、美術・芸術活動にも勤しんでいた」
チャネリング情報などでもたらされている「これからの世界」の生活の仕方に近いような・・・
ここ1年~1年半は「土地を活かしきりなさい」というメッセージがずっと来ている。
何から手を付けたらいいのかわからないけど、これは要するに、自分たちが住む土地は食物や住むところの材料程度は、最低限供給できるだけの力を地球は人類や動物たちに与えているのだそうだ。
だから、マンションに住んだりして人工的に囲われた生活ではなく、土地そのものと一緒に生きなさい。
使われていない土地?を食物を生み出せるように戻したりして、活かしきりなさい。
これはかなり大きなコミュニティで、政治不信がもっと募ったところからはじまってくるのかも知れない。
人々の意識が高くなると政治はいらなくなるそうだから。
まずは家庭菜園からでも良いみたい。土と触れ、地球に感謝することからがはじまりのようです。
急激にこれから意識が変化しそうですから、アメリカやイギリスから一気に進むのかも知れませんけれど。
自分が出来る小さな第一歩から始めることが大切なので、何か動いてみましょう♪
小さな事といえば、一つお勧めは「豆苗」。スーパーで買ってきて一度切って食べてしまってからも、水に根っこをつけておくと同じくらいまたわき目が出てきます(笑)
70円しないで2回頂ける、ラッキー☆
節約主婦みたいになりましたが(笑)、良かったらこの音色に浸ってみて下さいね。
癒されますよ~♪