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こんにちわ
朝子です
読者の方から
「次世代の党が、
生活保護を現物支給にするという政策を
打ち出していて不安になりました」
そのようなメッセージをいただきました
この方だけではなく
他にも、多くの方が不安視しているのでは？
そう感じたので
再び、現物支給のお話です
私は、現物支給について
反対派の意見をさせていただいています
それは、私個人の都合ではなく
様々なケースを考察した上で
そう意見しています
以前もお話しましたが
現物支給にするということは
各家庭家庭における必要なものを
福祉職員が選別し届けるという事です
食品の配送も考えると
ほぼ毎日の巡回となると思います
１人の職員辺り
１日２０件～３０件くらいでしょうか
あくまで、１日の労働基準８時間以内に
届けるだけの作業をした場合です
物品の選定を込にしたら
１日に２０件程度を巡回するのが
限界かなと思います
現在、地域差もありますが
ケースワーカー１人につき
８０～１３０世帯を受け持っていますが
上記の要件となると
現在のケースワーカーの人数を
３～４倍に増員しなくてはなりません
商売において
何が一番お金がかかるか知っていますか？
人件費です
その一番高い経費が、３～４倍になる
こんな事に税金を使うなら
生活保護を受給できないでいる
生活保護が必要な方々を
保護する為に使って欲しい
私はそう思ってしまいます
考えてみてください
昨今、ファミレスやガソリンスタンドなど
「セルフサービス」のお店
今では当たり前になりましたよね
ドリンクバーなんかも
ファミレスではあって当たり前になりました
これらのセルフは
お客様への親切で考案したのではありません
考案した本当の理由は
人件費の削減の為です
お客さんが自由に飲み放題とか
良いように言っているその理由は
後付けです
ちなみに、ドリンクバーで提供されているドリンクのほとんどが
相当安い原価です
お客側が、
そう簡単に元を取れるものではありません
上手く出来た仕組みなんです
この様な企業の発想に習えば解る様に
現物支給はとてもコストがかかるのです
その他にも
以前、この話題で皆さんからご意見がありましたね
生活保護の受給者には
傷病者が多いのだから
その細かい要望に、役場が答えるの大変だとか
（アレルギーなどの要望です）
配達となれば
車両の登録が運送車両登録になるから
高くなるとか
車をたくさん所持しなくてはならず
その維持費などのコストがかかるとか
言い出したらキリがありません
正直、現実的ではないです
こんな事を推し進めようとしている
「次世代の党」様
HPを拝見しました
「子や孫の世代に、平和で豊かな
より良い日本で暮らして欲しい」
という言葉が冒頭に置かれていますが
貧しい方々の立場を考えずして
次世代などあるのだろうか？
すみません
政党というものには
それぞれのお考えがあって
方針を打ち出しているのだと思います
それは皆さんそれぞれに
考え出した「国をよくする案」なのだと思います
それぞれの考えですから
悪く言いたい訳ではないのですが
本気で現物支給を考えているのであれば
その財源はどこから持ってくるのだろうか？
素朴に疑問を感じてしまうのです
個人的には
ただ、税収が見込めない働けない人間が
気に入らない
そう考える感情論を
政策にしてしまっただけではないかと
私程度の低俗な人間には
その様にしか、思えなかったのです