自分のことが大好きな人、手上げて~


って、、、【(・∀・)ノハーイ】ってなる人、


【 (゜Д゜〓゜Д゜)ドドドド、ドーシヨウ・・・ 】


ってなる人の割合について考えることがある。



きっと、みんな、自分のことが大嫌いで生きてるに違いない!

って思うのは俺だけだろうか。


最近、自分のことが大好きな人と話したことがあった。

その人は、いわゆる、容姿端麗、才色兼備、親の心子知らず、人の心我関せず。っという感じで、

自分の世界がすごい。

世の中はすべてその人中心に回っているとまでは言わないが、それに近いものを感じさせる口ぶりであった。


で、その人に、自分の何処が嫌いなの??って言われた。


キライなところ・・・。


言われて考えると意外と難しいもので、普段は愕然と、なんとなく自分のことは好きじゃないって思ってたけど、何処が嫌いなのか実際に考えてみると意外とこらえられない自分にびっくりした。

で、「まぁ。顔も嫌いだし、性格も嫌い」って答えた。

友人は「ふーん」っと納得いかなそうな表情だったが、答えてる自分自身ももちろん納得していない。


だから、考えてみた。


俺は、自分の顔がキライ。

茶色い目が、他の人と違って気持ち悪い。

でも、ソレを褒められると若干嬉しいが、恥ずかしいので、目をそらす。そしてあんまりその人の事見れなくなる。


俺は、自分の性格が嫌い。

頑固で頭ごなしで、人に厳しく自分に甘い。人の責任を追及する割りに、自分の責任を追及されると腹が立つ。

基本的にお調子者で、その場その場で意見が違い、自分の都合の良いようにして一貫性がないから、人は俺を信用しないのではないかと思う。

人の良いところ以上に悪いところが良く見える。

でも、人によって、観察力がある、指導力がある。っと評価してくれる人もいる。


昨日、ゲド○記を見た。


「人の命はなぜ大切か。」

「たった50年の短い時間しか生きられないから、大切なんだ。」


「生きるってゆーことは、いつか死ぬってことの裏返しなんだ。」

「だから、人は、生きるのも怖いし、死ぬのも怖いんだ。」


そこで、おれは思った。


人は人に嫌われるが怖いけど、好かれたら、「いつか嫌われるんじゃないか。」って思い始める。

なにも関係がないうちは、なにも怖くないけど、なにか関係が出来た瞬間から、いつかその関係が壊れるのが怖いんだ。


カタチがあるもの、カタチのないもの、つまりは、この世の中に存在し、名が付くものは全て、いつか壊れる。


だからこそ、人は一生懸命、それらを絶やさないように頑張って、モノを大切にし、育て、はぐくんでいるんだ。



そうなんだ。つまり。


自分のことが嫌いって、実は自分のことが大好きなんだ。

好きで好きで、自分のことが好きでたまらないから、「自分のこと好き」って言ってしまった瞬間から、自分を本当にキライになったときにセーブ効かなくなるんじゃないかって、怖いんだと思うんだよね。


だから「自分が好きです。」っなんて言う必要は全くない。

心の深く奥底で、誰にも分からないように思ってればいい。


で、


みんなでその気持ちを共有していくだけでいいんだとおもう。


不細工だからさ、努力してさ、


鏡に映る自分を褒めてあげよう。


考え抜いた自分にご褒美をあげよう。


ほんのちょっとだけど、自分が嫌いじゃなくなった日でした。