続きまして。

フィップルが月曜阪神7Rに出走しました。

 

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No.C-42 フィップル(牝4歳 栗東・平田厩舎)  栗東トレセン入厩中

 

18/8/28 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「こちらに到着後はウォーキングマシン程度の運動で軽く動かしながら、捻挫をした患部の状態をしっかりチェックしています。日に日に腫れは引いてきているものの、まだ完全にスッキリしたわけではないですし、もう少し時間をかけて状態を把握していきます。馬体重は467キロです」(NFしがらき担当者)

 

18/9/4 平田厩舎

4日に栗東トレセンへ帰厩しました。「捻挫をした患部の腫れは動かしながら順当に治まってくれました。先週末に平田調教師が来場された際に、乗り込むにも問題のない状態であることを確認していただいた上で、『これならレースに向けて進めて行けそう』という話になりましたので、検疫を調整して今日トレセンへ送り出しました」(NFしがらき担当者)

 

18/9/6 平田厩舎

5日は軽めの調整を行いました。6日は栗東坂路で追い切りました(54秒0-39秒5-26秒2-13秒2)。「心配していた右トモの捻挫ですが、時間が経つにつれて順当に回復してくれましたので、NFしがらきでの状態を確認して火曜日に帰厩させました。NFしがらきでも軽く動かしてもらっていましたし、目立った緩みもなくむしろレース後のいいリフレッシュになったようで、今朝の坂路の追い切りではほぼ馬なりながらラスト1ハロンは鋭い伸びを見せていました。精神的に落ち着きがあって普段の雰囲気が良く、カイバ食いも問題ありません。前走後、松若が『ちょっと距離を詰めてみてもいいかも』という話をしていたのですが、確かに前走の感じだとマイルなら出たなりで好位につけられそうですし、今回は同じジョッキーで来週の1600m戦を使おうと思います」(平田師)17日の阪神競馬(3歳上500万下・芝1600m)に松若騎手で出走を予定しています。

 

18/9/13 平田厩舎

12日は軽めの調整を行いました。13日は栗東坂路で追い切りました(53秒5-39秒6-25秒8-13秒0)。「この中間も捻挫をした箇所は落ち着いていて問題なく乗り込めています。先週ある程度の時計は出しているので、今朝も坂路で単走、そこまで強い負荷はかけていませんが、重い馬場でも問題なくいいタイムで走ってくれました。馬は元気いっぱいですし、距離短縮がいい方に出てほしいですね」(平田師)17日の阪神競馬(3歳上500万下・芝1600m)に松若騎手で出走いたします。

 

18/9/17 平田厩舎

17日の阪神競馬ではまずまずのスタートから積極的に前を伺い、好位を追走。いい手応えで直線を向くと、前が開いてからジリジリ伸びて6着。「相変わらずゲートの中でうるさく、出遅れてもおかしくなかったのですが、なんとかタイミング良く出ることができました。力む面も前走よりはマシでしたし、道中はいい手応えで運べていたと思います。直線で前が開いてからはスッと反応できなかったものの、追ってからジリジリと伸びてくれて最後までよく頑張ってくれました。もう少しすんなり行き脚がつくようになればもっと楽に運べると思います」(松若騎手)「スタートから積極的に出して行っている割には手応え良く進んでいましたし、この距離に対応できたことは今後に向けても収穫になったと思います。優先出走権を確保できなかったので今後については馬の状態を見ながら改めて検討していきます」(平田師)距離短縮ということもあってスタートしてから多少押してポジションを取りに行きましたが、その後も折り合いはスムーズで手応え良く進んでいました。直線を向いてやや窮屈な場面もあったように見えましたが、前が開いてからはジリジリと脚を使っていましたし、6着とはいえ悲観する内容ではなかったと思います。この後については出走状況と馬の状態をよくチェックしてから検討していきます。

 

18/9/19 平田厩舎

19日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はいい結果が出ず申し訳ありませんでした。ただ、距離を短縮しても対応できたことは収穫でしたし、一時期の不調を脱してだいぶ安定して力を発揮できるようになっているのはいい傾向だと思います。レース後は前に捻挫をしたトモの状態も落ち着いていますし、特に疲れは見せていませんが、優先出走権を逃したこともありますので、短期でリフレッシュさせることにしました」(平田師)20日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

 

 

馬体重は456kgで-6kg。小倉に行って頓挫して、しがらきにちょっと出ての中2週で、体重減はあまり良くないかなと。もうちょっとリラックスさせて、きちんとレースに向けてコンディション作れば良いんですけどねぇ。馬房の問題もあるでしょうし、最下層の馬は仕方ない面はあります。

スタートは上手く出ましたが、こちらもノヴェレッテ同様にいきなり押しすぎ。小回りの中距離戦ならこれでもまだ良いけど、大箱外回りで最後に坂のあるコースでいきなり前半から脚使ったらダメですね。マイル戦ですが、ペースは5F通過58.4で11秒台のラップが続く厳しい流れになり、こちらも差し馬天国レースとなっていて。

フィップルは4・5番手の位置で抑えましたが、馬が行く気になってしまってますし、しっかり溜めは造れずに。極端なバイアスの馬場ではないので、コース形態考えた乗り方しないと勝負にはならないですね。気性的にも勝ち気な仔なので、リラックスさせつつ集中させつつ、この辺を上手くコントロール出来るジョッキーに一度乗って欲しいですが。

ペースも速いのをついていってしまってるので、4コーナーとかも手綱抑えたままインを回って、良い形なのかな?と思わせるのですが。直線入って追い出されても、ジリジリとしか伸びず。前もバテてるので、スペースがあるのだから割ってこないといけないのですが、フィップル自身もエネルギーが溜まってない。あとは馬群の間を縫って伸びるのは、この馬には難しい要求かもしれないです。

追われてからも周りの馬を気にしてますし、松若Jが真っすぐ追えてないのもあるので、なかなかスピードに乗れてませんが、坂上がっても最後まで頑張ろうとはしていてくれて。結局6着でゴールとなり、残念ながら掲示板は逃す結果となりました。

 

ポテンシャルは500万下勝ち上がれるだけのもの持ってるのは証明してくれてますが、何より順調にレースに向かって調整出来るようにならんといかんのと。小回りの中距離で先行させるのか?大箱の外回りでしっかり溜めて末を伸ばすのか?競馬にメリハリつけることが何より大事で。中京の未勝利戦とか、6月の阪神の競馬は決して悪い内容でなかったので、人間側がどうやってフィップルを強くしていくか?方向性を間違えないことがとても重要になってくると思います。

この後は先行させるのなら、福島まで持っていって1800mとか2000mでハナ切るのが理想かと。ジョッキーは松山Jが合ってると思いますけど、福島の平場の牝馬限定とかなら乗れてる菜七子Jでも良いんじゃないですかね?

 

 

今日の日記はこれにて終了です。10月の出走予定もだいぶ固まってきたので、来週末くらいから徐々に愛馬達の成績が上向いてくることを期待したく。復帰戦のハウナニに菜七子J騎乗も、少しはメディアに取り上げてもらえますかね?10月は淀の舞台で大一番もありますから、楽しい思いを沢山したい所存でございます。

 

次回はロイヤルアフェアの話を書く予定です。

それではまた(^-^)ノ~~