キャロットの募集がこれからなタイミングでありますが、今年のシルクの出資馬が確定してますんで、ご紹介をヅラヅラと。

キャロット16産牝馬達の全滅と、シルク16産も結果として失敗な出資が多かったですんで、18産に関しては弾を補充しないとなと思っておりました。キャロットはここ数年、申込方の難しさが半端なく、それでいてこれはと思う馬はまず取れない状況が続いていて。基本は関東馬多めにして、シルクで牡馬多めな感じで、シルク・キャロット併せて10頭くらいの出資を予定していました。

結果としてはまずまず欲しい馬を取れたかなと思いますし、頭数も6頭となりましたんで、シルクはこれで打ち止めとなります。よっぽどこの仔達にアクシデントとかない限りは、追加募集で手だす可能性もないと思います。

 

募集番号順に。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-36 マチカネタマカズラの18

 

募集カタログPDF

https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2019/2018005.pdf

 

牡1歳
2018年3月29日生 黒鹿毛
入厩:関東・加藤征厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港

 

 

【最新情報】

2019.08.08 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「問題なく順調に放牧を継続しています。群れの中でも強いグループの中におり、よく他馬を蹴散らす姿を見せますし、かなりのパワーを感じますね。気性的には我の強い部分はあるものの、手の掛かるほどでは無いのであまり心配していません。これからは馴致を進めていきたいと思っています」馬体重455kg

 

 

<血統>

父はハーツクライ。キンカメと同世代ですんで、そろそろハーツも種牡馬として終わりに近づいているかとは思います。個人的には産駒に3頭目の出資になりますが、キャロットで同じく加藤征厩舎でムスターヴェルクが未勝利で終わり、現2歳の西村厩舎のサンテローズが骨折判明で出遅れと、今のところ相性最悪な感じはありますが。

ディープ・キンカメ亡きあとの、社台SSの看板背負わなきゃいかん種馬ですから、この先もそれなりの良い繁殖がついて、カナロアとリーディングを争う立場にならないといけないと思いますね。牡駒・牝駒ともに大物出てますが、やはり繁殖相手アメリカンな血を引いた尻がプリっとしてるのが良いですね。

母はマチカネタマカズラ。アメリカ産〇外で日本で走って、コイウタの時のクイーンC3着という実績があります。VTR観た感じの感想だと、前目で良い感じで競馬してるんだけど、最後ダラっとしてしまい切れある馬にやられる感じでした。なので、ハーツクライ付けるのは悪くないと思います。

 

で、マチカネタマカズラの18。

母の8番仔で、オークス出走したホウオウパフュームの全弟なります。性別違いますが、馬体サイズ的には同じくらいで牡馬にしてはやや小さいくらいですから、470kgくらいで競馬出来れば姉ちゃんと似たようなものかなと。ヌレイエフ×サドラーズウェルズの肌に、サンデー×トニービンのハーツクライなので、広い競馬場の中距離で中団から差すイメージの組み合わせですね。

 

 

<出資の理由>

ハーツクライの牡馬が欲しかったのと、1次でこの仔の人気が無かったのと。馬体サイズと歩様は問題なさそうだったので、募集価格の元は取れるか?分かりませんが、とりあえず行きました。加藤征厩舎は安馬を頼むにはちょうど良いくらいのところで、高額馬はどうかなって面もあるので、4500万って微妙なところではありますが。体重の割に体を大きく使って歩いてますし、じっくり育ってくれれば成長力もある血統なので、長く楽しませてくれたら良いですね。

 

 

<今後の目標・願望・妄想など>

ホウオウパフュームは寒竹賞で素晴らしい競馬しましたんで、その後の育て方失敗しなければ大きな舞台でもと思わせる馬で。母も早目にOPにチャレンジしてましたが、焦ってクラシックに間に合わせようとさせすぎるのは禁物かなと。動画観ても、まだトモが薄くって坂路でバシバシやるには貧弱な感じもします。

順調に育成して、2歳夏の新潟とかで出来るだけ早めに未勝利をクリアしてくれれば、余裕を持って3歳春に向かえますし、間に合わなければ3歳秋以降に花開くように育ってもらえればと。そのためにもマスト1勝ですね。