18産シルク出資馬6頭目。最後の1頭となります。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-41 タイタンクイーンの18

 

募集カタログPDF

https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2019/2018051.pdf

 

牝1歳
2018年2月15日生 鹿毛
入厩:関西・松永幹厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来

 

【最新情報】

2019.08.08 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「現在は夜間放牧を行っております。大柄な馬体ですが、バランス良くしっかりしとした骨格をしています。ただ、若干前肢に硬さがあるのでトレッドミルを併用しながら運動をしています。初期馴致の洗い馴致はスムーズにこなせたので、鞍付けも難なく進められると思いますよ。良血馬だけあって、他馬とは一線を画すオーラがあります」馬体重459kg

 

 

<血統>

父はドゥラメンテ。この世代が初年度産駒になります。ブライトエンブレムと同世代で2015年春のクラシック2冠馬で、マリアライトの勝った宝塚記念で、ゴール後に故障して引退と、我が愛馬達と因縁のある競走馬でした。皐月賞の逆手前4コーナー直角ターンが印象的でしたが、高速決着にも対応出来てましたし、キャリア9戦しか出来ませんでしたがポテンシャルは高い馬でした。アドマイヤグルーヴ・エアグルーヴ・ダイナカールと、社台の王道血脈にキンカメですんで、基礎的な体力の高さにキンカメのスピードをトッピングした近代日本競馬の結晶な感じだと思います。

種付け頭数が多過ぎが心配なのと、産駒には足元大丈夫か?ってのが確率高そうには思えます。どう考えても産駒は芝向きの中距離向きで、あんまり小足が使えないので大箱向きな感じが多くなると思います。

母はタイタンクイーン。ティズナウ産駒で現役時代は目立った活躍無かったそうですが。アメリカで産んだ仔が重賞勝ち、○外のストロングタイタンがシルク募集で重賞勝ちしましたし、持込のミラアイトーンが連勝でOPまで上がって、17産シルクのギルデッドミラーも新馬勝ちと、繁殖としてかなり優秀なところをみせ。ディープ牡駒の当歳が利一に4億7千万でお買い上げと、この先来年以降も注目される牝馬になりそうです。

何度も書いてますが、シーキングザゴールドはスピードの絶対値の高さの遺伝が期待できるので、バックパサーのクロスも持ってますし、ノーザンが買ったのは理にかなってるでしょう。

 

そしてタイタンクイーンの18。

タイタンクイーンの6番仔で、ミスタープロスペクターの4×4のクロス持ちです。溜めて爆発的に切れるというよりも、正攻法で前目でスピードで押し切るようなスタイルかなぁ~とは思っております。

 

 

<出資の理由>

カタログと動画観て、とにかく繋ぎが立ってるところ以外は全て良いなと思ってまして。歩様でもかなり馬体を大きく見せる割に、体重もそんなに重くないですし。スケールは感じるところに、スピード能力高いドゥラメンテと産駒実績高いタイタンクイーンの仔ですから、まぁハズレではないだろうなと思いまして。ドゥラメンテが気性的にうるさい面ありましたんで、牝馬だと気性が素直かどうかも気になりますが、たぶん出資されてる方は皆さん足元だけだべなって思ってるんじゃないでしょうか?1次でどの仔に抽優権使うか?迷いましたが、この仔に決めて良かったと思っております。

ミッキー厩舎は、キャロットのリバイヴエンブレム以来にお世話になりますが。コンスタントに毎年重賞勝ってますし、現役時代は牝馬のミッキーですから、扱いもソフトだと思いますのでね。特になにも言う事はございません。

 

 

<今後の目標・願望・妄想など>

兄がそんなに早くから活躍してないですし、ドゥラメンテも仕上がるの遅かったですし、この仔も2歳の秋にデビューが出来たら御の字でしょう。もちろん3歳春に間に合えばクラシックにチャレンジして欲しいですし、そんな期待を持ってしまいたい仔ではありますが。完成するまでは大事に使って欲しいですし、無理してクラシックってよりは、我慢して古馬の中距離重賞戦線へという希望はあります。

シルクは母馬優先ないですが、たぶんこの仔はノーザンにとってもタイタンクイーンの後継牝馬として非常に重宝せねばならぬ馬でしょうし、まぁとにかく1つしっかり勝って健康で長く楽しませてもらいたいですね。

 

 

 

ということで、18産シルク出資馬は6頭となります。牡馬3:牝馬3で、関東4:関西2、空港3:早来3という感じで良い振り分けじゃないでしょうかね?ご一緒の方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

イヤリングからも全頭脱出して育成に入りましたんで、とにかく順調に年を越して来年の春を迎えられるように、無事に行ってくれるのが何よりです。