【いままでの自分】
周りの視線を想像して苦しんでいました。
何をしても人に判断されている感じで、人のことを考えて行動していく上で自分の言動や判断に自信がなくなっていました。

そして、自己啓発の記事などネットの情報を通して「本当の自分」を探す沼にハマっていました。

色々心理学やメソッドなど学んでパーンと何かが外れて覚醒したように自分自信を感じられる時がくると信じて迷っていました。


【１を学んでみての自分】
自分探しジプシーになっていた私は、どこでどう言う経路で100%自分原因説に出会ったのか忘れてしまいましたが、最初に触れた時は「私が求めてた答えがありそうなのはこれだ！」と確信してすぐにCPM１の本を購入したのを覚えています。


“潜在意識”という言葉の意味も本を読んで初めて知った気がします。

周りの人=自分という感覚を忘れそうになったときCPM1の本を見返しているのですが
アングリーワークで自分が人に言いたいことを書き出してみたら、実は自分も大なり小なり当てはまる部分があって、いろんな場面で繰り返してきたことに気づきお互い様じゃん！って笑っちゃいます。


【２を学んだ自分】
なぜ周りの人が存在するのかということを知る事ができました。
学び始めたばかりの頃は「周りの人全部自分なら自分が周りによく見せようとしたり、頑張ったり、可愛がってもらいたいと思う必要はないんだ」「じゃあだらしなくしててもいいじゃん？」という考えにいたったのですが、その後はなんだか「一人ぼっち」になったように感じて虚無感を感じたのを覚えています。


周りを見てどう思うかをキャッチして、どんな現実にしていきたいか決めるために周りの人が存在していて、私の思考の一部を表現してくれているんですよね。


この部分で周りの人にムカついたりしても、相手は悪くなくて自分の思考の一部を表現してくれているだけかと責めずに自分の思考にフォーカスできるようになりました。

また、時間軸のところで時間は＜今＞という点の集まりからできていると言う部分が一番印象に残っています。過去は今の思考からこんなことがあったと見ていて、今思考を変えると今だけでなく過去も未来の思考も変える事ができるということを思考の修正から体感しました。


【３を学んだ自分】
CPM3は物理学の話や天国、地球、神など範囲が広くなり、より人々が気にしている現実的な内容だと感じました。

思考や現実について物理学、科学的に考えてみてもCPM1,2で学んだように確かなものは何一つないということ、現実とは肉眼で見ているもの、五感で感じることのできないものということが「見ている時は存在して、見ていない時は存在しているか分からない」という量子論の考えを通して確かになあと理解する事ができました。

天国、地球、神など存在するかしないかは自分で決められるという内容がありますが
最近知り合いに初めて聞く宗教を信仰している人がいて、その集会に参加したことがありました。周回でも光景を見て「ここにいる人たちはみんな悩み事があってこの宗教を信仰しているんだろうな」「みんながいると信じている神的存在の部分を’自分’に変えたら、自分が人生をコントロールできるだろうにな」と思った事がありました。

ですが、人に言いたいことは自分へのメッセージなのでどこかで自分の力じゃどうにもならないと感じていることや他人にどうにかしてほしいと思っている事があるんだなあと気づきました。

マスターコースを始めて2年ほど経ちますが、最近やっとイメージングで「自分の好きなように・心地よいように・ニヤニヤするように」という感覚がわかってきました。

それまで学ぶのは好きだったので楽しくテキストやセラピストさんのブログを読んだりしてインプットを沢山していましたが、理想の現実を想像するにもテキストやセラピストさんが言っていることが「正」だと思っていて、その現実がいいなと思いつつも本当の自分の理想とリンクしていない感じでした。


私はマスターコースと並行してセラピストさんのセッションを何回か途中で受けたのですが、その際に”自分で作った理想に自分で苦しんでいた”ということに気づきました。

いいと思っていたことが、「そうじゃないとダメ」という風にルール化してしまっていたんですね。

みんながやっている、言っていることが正しい＝正しい事をするのが正解と思っていました。


軽く〜だったらいいなと思ったことが叶ったり、逆にずっと叶えたいことは叶わなかったり
するのですが、お願いに執着しているとその状態が好きと伝わっているというのが、お願いではなく思考量の多いものから現実化してくれるという仕組みを実感させてくれました。


私はずっと彼氏がいる海外に住みたいと強く思っていて、過去の思考ノートを見ても
「何で叶わないの」「いつになったらいけるの」「何も変わってない」と数年前から同じことを書き続けていました。

しかしセラピストさんのセッションを受けた際に、海外に行くことにデメリットを感じていることに気付かされ、「日本でも海外でもどっちにでも行ける」を理想の現実に設定しました。
ただ、その状態がいいんだと頭で分かってはいても、それから状況は何も変わらず。

他のセッションでも、彼氏との連絡頻度のことで相談した際に、待つことを十分に味わったならもう待ちの姿勢はもう辞めて動き回ってもいいんじゃないと言っていただいて、
一人の時間を楽しもうとしたり何か行動をしていてもやはりどこかで、彼氏のことが気になって心から楽しめている感じはしませんでした。

このころはセラピストさんの答えが正で、言われるままにしたら叶う！といった感じでした。

願いは叶えたいけど行動するのが面倒臭くて、誰かに叶えてほしい、運良く叶わないかなと思っていました。

ですが、
最近通勤で車に乗るようになってから自分で行動しているという感覚が湧いてきました。

今まで全然興味のなかったスポーツ観戦も初めてしましたし、デザインのオンラインスクールにも入会しました。

また、再来月には好きなアーティストのコンサートにも初参戦します！

自分で行動するってこんなに楽しいんだ、自分で自分を楽しくさせるってこういうことかと
今ようやく感じています。

なので、前は日本があまり好きじゃなくて今は海外に絶対移住したいと思っていたのですが、その気持ちは薄まり、日本でも楽しいことがいっぱい！と感じているので
いつでも、どこにでも行けるのがいいなと思っています。

あとは、自分の意見を言うことに抵抗がなくなってきたということです。

相手に言いたい事が出てきた時に私は感情的に言うと後悔しそうと思って
ばーっと言いたいことを書き出して自分の考えを整理するのですが
自分の声を聞いてあげた後、最終的に自分はどうしてほしかったのか、どうだったらよかったのかというところに辿り着いて、「これいっても大丈夫かな」「こう言ったのがきっかけで嫌われないかな」という不安もありますが自分がどうしたいか、逆に相手がこうしたら嫌がるかと考えることが決めてになっています。


自分は自分の気持ちを伝えたいと思っているし、それで改善してさらにいい関係になったらいいし、
逆に相手が自分の気持ちを正直に言ったからって嫌いになる？答えはNO！
と思うと、前のように相手の気持ちばかり考えて言うのが怖くなる事が少なくなりました。

まだ周りの人が自分だという感覚を落とし込むのに時間はかかっているので過去の出来事などを振り返りながら、やっぱり全ての原因は自分だったというのを確認して感じていきたいと思います。

そして最近気づいたのは、頑張っているのにできてないと自分を責めがちな事。

自分を評価したり判断したりできてない、足りてないばかりが目についてまだまだと感じていた事。

「本当にできてない？」「本当に足りてない？」と自分に問いかけてみるとすでにできてることややっていることはいくつかあったりします。それを１００％じゃないと、全部じゃないとと終わりの見えない完璧をゴールにしていたのでいつまでもスタートできていなかったんですね。

セッションで言われたのは30%でも60%でもスタートしていいんじゃない？ということです。

まだまだって思っている時は全てのハードルが高くてガチガチになってやってみたいこともできないという状態だったので、たった一人の自分を認める事ができて褒める事ができる自分が、確認してあげる事が大事だなあと思いました。


●これから１００％自分原因説を学びたい人へのメッセージ
１００％自分原因説は矛盾がないため、とってもシンプルです。
私もですが、スピリチュアルや自己啓発について色々調べて、やっぱり何か違う、根本的に解決されないと思ってたどり着く方が多い気がします。

といっても、１００％自分原因説も自分を表現したり、自分らしく生きるためのツールでしかないのですが、この考え方に出会えたおかげで自分で自分の気持ちをコントロールしたり、「そっか、その人も自分なんだよね」と相手のせいにしないで自分に焦点を当てられるようになったり、相手に言いたいことを書き出して世界に自分一人しかいなかったらそれしてあげられるのは誰だろう？自分じゃんと思えると楽になりました。

意外と気持ちが楽になるのって簡単なんですよね。
そして学習しながら、言われていることだけ、テキストをただ読むだけでは何も変わらないと気づきました。

私は学ぶのが好きでインプットばかりする傾向があるのですが、実際はアウトプットするのが怖かったり面倒くさがっていることも分かりました。
アウトプットする段階になると誰かに攻撃される、自分が傷つくっていう思考があって、叶えたいから学びたい、でもそれを使うのは怖い。と言う感じです。

でも学んだことを使って初めて力を発揮するし、アウトプットして何かその先を楽しむために学び初めた気持ちを忘れずに自分は「何を楽しみたいのか」「何を楽しみたかったのか」を忘れないのが大事だと思いました。

学ぶのも自分ですし、それを実際に生活に活かすことができるのもやはり自分なので、自分の日常に当てはめて周りの人＝自分という感覚を掴んでいくことが人生をコントロールしていく上で大切だと思いました。