一年がたちましたね。
こんにちは、水無月です。
今日は丁度、東日本大震災があった日から一年がたつ日ですね(日本語おかしい
あの日から大きく人生を左右された方がたくさんいらっしゃいます。
家族4人で手をつないで逃げようとしていたら、内二人(奥さんと娘さん)だけが津波で流されてしまった方。
漁師を生きがいにしていたのに船を無くしてしまった船長さん。
仲良しグループが散り散りになってしまったり。
未だに瓦礫は回収されていない地域に住まれている方も居ます。
仮設住宅は寒く、狭いものだと聞いています。
精神的に、肉体的に、追い詰められている人も居ます。
確かに、少しずつは回復しているのかもしれません。
しかし、あの緑豊かなあの場所はまだ元には戻っていません。
少しの揺れで、少しの雨で、少しの風で、何が起こるのかわからない状態なのです。
こんなことがありました。
私のクラスはどちらかというとわー!っと騒ぐ女の子、男の子が多いクラスなのですが、
ある男の子が「俺、○○で見たけどあとちょっとで世界滅ぶんやろ?」といいました。
私はまたまた、馬鹿なことを言うなと思っていました。
他の女の子ももちろん、そう思っているのだと思っていました。
そんなわけないやんと、そんなんデマちゃうんかと。
しかし、違いました。
一人の女の子が涙を流しながら「私、まだ死にたくない」そう言ったのです。
私は鮮明に覚えています。
「まだ、親孝行してない」「まだ、やりたいことがある」「まだ、死にたくない」
そう言ってお昼休みになるまでずっと泣いていました。
あの日からツイッター等でデマが広まることが多くなった気がします。
何日か後に大地震がくるから心の準備をしておくこと。
何時々に世界は滅びる
そういったことが増えていると感じます。
あの東日本大震災は東北だけでなく、関東・関西・四国・中国・九州にも大きな被害をあたえていると思います。
心が不安定なときにそんなことを言われれば人は「本当になるんじゃないか」と考えます。
今現在辛く、厳しい中で自分にすることはないと思っている方がたくさん居ると思います。
しかし、やれることはたくさんあると思います。
心に余裕の出来た方はわらってください、子どもに、お年寄りに、友達に、兄弟に、両親に、祖父母に、家族に
「大丈夫だよ」
言ってあげてください。
テレビで東北の方が願いをフリップに書くということでその女性はこう描きました。
復幸
あぁ、なんていい言葉なんだろうと思いました。
あの日から私たちの生活は変えざるおえませんでした、悪い意味でも良い意味でも。
震災の犠牲となられた方々の、ご冥福をお祈りいたします。
関西より、一日でも早い瓦礫の除去、東北の方の笑顔が戻ることをお祈りしています。
水無月 2012/3/11