初めてイタリア・プーリア州を旅行したのは、

ギラギラした太陽が照りつける暑い暑い8月下旬のことだった。

何度も訪れることになるとは夢にも思っていなかったので、

最初の旅行では、これでもかっ、というくらい、

プーリア州の見所を網羅したハードスケジュールのものだった。


いつものように、まずは

成田→(飛行機)→フランス・パリ→(飛行機)→イタリア・ローマ→

(レンタカー)→プーリア州フォッジア県のガルガーノ半島。

初プーリアではガルガーノ半島のホテルに辿り着いたのは

17時過ぎだったかな。最近では15:30くらいに到着できる。


↓プーリアでのドライブはこんな感じ。青いのは路線バス。

炎天下をドライブ途中


初プーリアで大のお気に入りのホテルに既に泊まったていたか

と思うと、今更ながら感慨深いものがある。

(詳しくは、左欄の「BLOG THEME(ブログ・テーマ)」の

イタリア・ガルガーノの夏 」をクリックして、

「夏に泊まる滞在型ホテル」等の記事を参照のこと。)


ちなみに、このホテル、ガルガーノのホテルに泊まりたいなあ~と

インターネットで探していて偶然見つけたのだ。

ホームページにある写真に魅了されて、

たしかFaxか何かで予約した。電話もかけたような記憶がある。

最近の予約はもっぱら電子メール。

実際に泊まってみたら写真以上に素敵なホテルで、

すっかり虜になってしまった。


話を戻して、

ガルガーノ半島のマッティナータという村のはずれにある

滞在型リゾートホテルにまず3泊。このときはホテルでのんびり

海水浴ということはせずに(もったいない!)、

その周辺の村ヴィエステやモンテ・サンタンジェロを訪問したり

ドライブばかりしていた。

そもそも水着すら持ってきてなかったのである。


その後、世界遺産の八角形のお城カステル・デル・モンテ経由で、

プーリア州ブリンディシ県の、

迷路のような入り組んだ路地のある真っ白な町

チステルニーノに3泊。

チステルニーノはどちらかというとマイナーな町であるが、

陣内秀信先生の本で紹介されたりと、

意外に南イタリア好きの日本人には知れ渡っている町である。

チステルニーノは、ガルガーノのホテルから距離にすると

250km弱南東というところか。

このチステルニーノを拠点にして、

世界遺産アルベロベッロや

プーリア州バーリ県のアドリア海沿岸の町ポリニャーノ・ア・マーレ

などを訪問した。


この初プーリア旅行ですっかりプーリアの魅力に取り付かれた。

このとき訪れた町の話も少しずつゆっくり書いていきます。