「高速道路」はイタリア語でアウトストラーダ(autostrada)。
今日はこのアウトストラーダのお話。
ここ数年1週間の休暇が取れるとプーリア州三昧を繰り返している
せいか、妙にローマ空港~プーリア方面ルートには詳しくなった。
去年なんて3ヶ月の間に2度もプーリアに行ったので、
ローマ空港に到着して荷物を受け取ってレンタカーの手続きをして
ローマ空港を出発してローマ環状線を抜けてアウトストラーダに
乗ってプーリアに向かう、という一連の作業が
まるで現地人のようにスムーズだった(と、思う)。
下手すると羽田空港よりもローマ空港に詳しいかも(!?)
プーリア州は細長いのでどの町に向かうかでルートは当然違う。
だが、一旦ローマから南のナポリ方面に向かうのはいつも一緒だ。
ちなみにローマからナポリ方面に向かうアウトストラーダではなく、
ローマの東方面に向かうアウトストラーダに乗ってアドリア海側に
抜けてから南下するというルートもあるが、まだ試したことはない。
ローマ~ナポリを結ぶアウトストラーダは「A1」。
この「A1」、日本で言えば東名~名神~山陽道が一つになった
ようなもので、イタリアの大動脈と言える。
北から順にミラノ~ボローニャ~フィレンツェ~ローマ~ナポリ
を結ぶスゴイ道路なのだ。
A1からAいくつまであるかは知らないけど(プーリアにA16がある)
とにかく「1」とつくのだからスゴイに決まってる。
私たちにとってA1ローマ~ナポリ間を行きも帰りも通るというのは
非常に重要。というかどの「アウトグリル」に立ち寄るかが重要。
アウトグリル(Autogrill)は、日本でいうサービスエリアのこと。
確かイタリアは高速道路もこのサービスエリアも民営化されていて
ベネトンだったかが経営していると記憶している。
日本の高速道路が民営化される前、
お偉いさんがイタリアに視察に行ったという記事をみた記憶もある。
さて、なぜアウトグリルが重要かというと、
行きは「軽食」、帰りは「トイレ」と「土産物」のためだ。
アウトグリルはいくつかあるのだが、
「ここはOK」、「ここはダメ」というのがある。
~つづく~