仕事をしているとトラブルにあう。
というか基本トラブルだらけだと知っておく必要があります。

なので中長期的に事業を大きくしていくには
いかにトラブルに対応していくか、ということがとてもとても大事です。
個人も組織もトラブル耐性身につけることが長く成果を出すひとつの秘訣でしょう。

これまで経験したなかで
トラブル時の考え方で大事だと思うことをいくつかあげたいと思います。

トラブルの対処は冷静に状況を分析して、ベターな判断する必要があります
平常時と同じパフォーマンスを出そうとしてもロクなことはありません。
基本はとりかえせないことを念頭において、
とにかくマイナスを減らすことに集中するべきです。

あとは、どんな原因のトラブルであっても全力で解決に向かうことです。
自分が原因のものは勿論
自分は全く悪くなくてもトラブルはどしどし襲ってきます。
自分が原因であってもなくても
解決に向けて素早く動ければ自分の仕事に対して当事者意識が持てている
状態だと言えると思います。

トラブルの原因究明は再発防止に向け中長期的に大事だけれど
短期的には他にやるべきことが多くあります。

トラブルへの対応は何より強いメンタルが必要です。
重くでもなく、軽くでもなく、しっかりと受け止めることが大事です。
悲観したり、楽観したりせず、客観的に受け止める。
そうすれば何をするべきか素早く動ける。
初動においては「なぜこんなことが起こってしまったのだろう?」
と考えることすら無駄な時間の可能性があります。

では、どうやってそのメンタルがつくられるかというと、
たぶん経験でしかつくれません。

小さな仕事から始めて、小さなトラブルを経験して
少しずつ大きな仕事を経験して、少しずつトラブルも大きくなる。
大きな仕事ほどトラブルも大きくなります。

逆に言えば
小さなトラブルを当事者意識をもって着実に経験して解決していけば
大きな仕事が回ってくると思います。