月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ
わが身一つの 秋にはあらねど
大江千里

■□■ 現代語訳 ■□■
月を見ると、あれこれきりもなく物事が悲しく思われる。私一人だけに訪れた秋ではないのだけれど。