※2010年10月3日(日)の回想です。

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私は結婚を機に寿退社をすることにしました。

なぜなら、夫は転勤族で次の春には転勤だと言われていたので、どちらにせよ、近かれ遠いかれ退職することになり、ずっと正社員としてこの会社で働けないと思ったこと。

高校を卒業してすぐ京都の大学へ行き、ずっと実家とは離れて暮らしていたので、結婚までの少しの時間、実家で両親の娘としてゆっくり暮らしたいと思ったこと。

結婚したら赤ちゃんがすぐに欲しかったので、24時を回ることも少なくない仕事との両立に不安を感じたこと。

そんな理由で、迷わず退職しました。

病気が分かったのは、退職までの有給消化中のとき。

仕事をやめたことで時間に余裕ができ、もう一度検査に行く気にもなりました。

あのままバタバタと仕事と結婚式の準備に追われ、そして結婚し、仕事を続けていたら、忙しくってもう少しこの胸のしこりを放っておいたかもしれません。

そうしたら、もっと大変なことになっていたかもしれません。

病気になったことが運命なら、このタイミングで見つかったことも運命なのかも。

当時は、そんな風に思う余裕もなく、
「しこりが気になる」と検査に行った1年前にどうして見つけてもらえなかったのかが悔しくて悔しくてたまりませんでした。

さて、今日も、式場の打ち合わせでした。

病気のことを調べるよりも、2週間後に迫った結婚式の準備の追い込みのときでした。

病気が分かってから検査までの1週間がやけに長くて、ソワソワしていました。

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