※2010年10月6日(水)の回想です

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最初の病院で最初に予約してもらったMRI検査の予約が朝10時10分からあったけど、大学病院へセカンドオピニオンへ行き、MRIは別の施設で受けることになりました。

なので、ここの施設はPET-CT検査だけ。のはずでしたが…。

MRIはキャンセルで、PET-CTだけということを受付で話すと、キャンセルしてもらっているはずが、なぜかキャンセルされていない。

数日前、MRIの予約をキャンセルする旨をどう伝えたらいいか困っていたら、A先生が最初の病院へ電話をしてMRIをキャンセルする旨を伝えてくれると言う。なんて親切。
有難かったのでお願いしました。

そしたら大学病院の乳腺外科の先生もすでに電話してくれていたようで。
「MRIはキャンセルされていると思うので、ここでは受けなくていい」と言われていたのだけど。


なので、受付の人に事情を説明。
最初の病院の先生に電話して確認してもらい、結構マゴマゴしましたが、結局しなくていいことになりました。

MRIのあとに、PET-CTの予約だったので、結構待つことに。

PET-CT検査は、注射したブドウ糖に似た薬剤(FDG)が身体に集まる生理機能を利用する検査で、全身のがんを発見することができる画期的な検査とのことです。

がん細胞って、正常細胞に比べて3~8倍ものブドウ糖を栄養源として成長するので、注射で身体に入れたブドウ糖に似た薬剤は、がん細胞があるところに集まるらしい。

それで、身体のどこに多く集まるかを画像化して、身体のどこにがんがあるかを調べることができるのです。


この病院にも以前取材で来たことがありました。
そのときは検診としてPET-CTを取り入れると、小さながんも発見できるので早期発見につながる、ただし検診料は10万円かかりますが…という内容だったのですが。

そのときは、検査の流れや仕組み、病院とは思えないゴージャスな館内を見学させてもらい、「がんが見つかった場合はここで画像をすぐ見ながら説明できるんですよ」なんて説明をしてもらいましたが、完全に人ごとでした。

まさか、そこに自分ががんと診断されて来ることになろうとは…。

1時間くらい待ったかな。まず問診がありました。

病院をはしごするので、妹にはどこかで時間をつぶしてもらい車で移動しようと思っていたのですが、「この検査は被ばくするので子どもには近づかないでくださいね」と先生に言われ、甥っ子もいたのでここでバイバイ。

そして、以前取材で案内してもらった更衣室で検査着に着替え、血圧などの測定。

それから、がんを見つけるための薬剤を静脈に注射しました。
この薬が被ばくするものだと思うと、体に入れるのがちょっと怖かったです。

注射をしたら、その薬が全身に周るまで約1時間、ベッドで安静に。

宿泊もできるスーパー銭湯の休憩室みたいな、いやそれよりかなり豪華な画面付きのソファベッドに横に。

なんか鳥のさえずりなんかのフィーリングミュージックがイヤフォンから流れていました。

でもソワソワしてリラックスできない。

緊張してトイレも近く。

トイレ行きすぎて大事な薬剤が身体から出ないか心配になるほどでした。

1時間ほど経ったら名前を呼ばれ、検査室へ。

取材のときに、大きすぎてうまく写真が取れなかったPET-CTの機械に入ることに。

検査は仰向け。

「動かないでください」と言われ、体の上を機械が行ったり来たりしました。

痛くもなんともないけど、ドキドキします。

そして、なんかすごいことになってると小さな興奮も。

20分くらいと聞いていたのですが、検査は以外にもあっという間に感じました。

その後、またソファベッドでしばらく安静に。

もしかしたら、追加の撮影があるかもしれないと言われましたが、ありませんでした。

薬は尿から外へ自然と出ていくそうです。

30分ほど休んで、初めてのPET-CT検査は終了しました。

終わったらお昼を周っていて、次の施設へタクシーで移動しました。

近くのスーパーでお弁当を買って、母と食べたんだけど、MRI終わったあとだったかなぁ(曖昧)。


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